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撮影助手育成塾便り.Vol.38

『撮影実習ラッシュ試写&東映ラボ・テック講義 』

15-38
 本日は練馬区大泉学園、東映東京撮影所内にある、東映デジタルラボにて、先週の撮影実習で撮影した映像を、東映ラボ・テック株式会社のご協力で見ました。
 今回の授業でお世話になる東映ラボ・テックと東映デジタルラボ株式会社は、東映東京撮影所内にある事でお分かりになるように、映画の撮影製作から作品の仕上げまで一貫して出来る撮影所です。デジタルラボ内にある試写室は、普段映画の完成試写会などで使われる場所です。実習で撮影した映像を見るには贅沢な設備ですが、撮影助手を目指している塾生たちには、一番の環境で見て、感じて、体験する事がこれからの活動には大切な体験になるでしょう。
映画館と同じスケールのスクリーンで、撮影した映像を見る機会はめったにありません。このブログでも何度となく説明をしてきましたが、映画館のスクリーンとテレビ画面は全く違うものです。すべてにおいてスクリーンでの上映はテレビに比べ優れており、表現力・色彩再現、どれもテレビでは映すことが出来ない領域まで表現してくれます。「映画は映画館で観る」という言葉にはそれなりの理由があるのです。そんな環境で、実習で撮影した映像を見ることが出来る事はどんなにか勉強になるでしょう。
今回、東映ラボ・テックにて授業を行う理由のもう一つは、デジタル技術の説明もあります。先週の実習で幾つか設定を変えて撮影を行いました。その違いを今回デジタルラボの技術者の方から説明をして頂きました。授業で話はしてきていますが、実際にデータの違いがどのような違いになるのか、映像を見ながら説明を受けるととてもよく分かります。
 間もなく卒塾を迎える塾生にとっては、先週と今日の体験はとても良い経験となった事でしょう。デジタルの技術は日進月歩で進化を続けていますが、基本的な形は出来上がっているように思えます。今日の話をしっかりと覚え、今後に生かしてほしいです。

東映ラボ・テック


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撮影助手育成塾便り.Vol.37

『 デジタル撮影実習:ARRI ALEXA 』


 今日の授業は「撮影実習」です。使用する機材はARRI ALEXAキャメラ、デジタルキャメラによる撮影の体験です。9月にはフィルムキャメラによる実習でしたが、今回はデジタルキャメラによる実習。キャメラの違いはありますが、撮影助手の作業としては大きな違いはないと言えます。
 実際の撮影は、撮影前の段階で入念に打ち合わせを重ねてから撮影に臨みます。キャメラマンの仕事としては事前の準備が大切で、撮影の当日は練り上げたプランを実行するだけですが、撮影助手の仕事は本番当日に発揮されると言えます。いかに確実な作業が行えるかで、撮影現場は変わってしまいます。どれだけ現場の流れを把握し先読みできるか、必要な作業は何かを判断し行動することを求められる撮影助手には気の抜けない時間です。上の人から出される指示を的確に行う事は当たり前ですが、それだけでは一人前の撮影助手としては認めてもらえません。どんな仕事でもよく言われる言葉ですが、「指示待ち人間」と言われるようではだめなのです。撮影部の各パートはそれぞれ重要な作業を受け持っています。自分なりの判断で次に次にと判断し動けるようにならなくては、一人前の撮影助手としては認めてもらえません。そして、そうなれるようになるには多くの経験を必要とします。まだ新人である塾生たちに、今回のような授業を通じて経験し、実際の現場でも慌てる事がないような心構えを身につけてもらえればと実習を行っています。
次々に出される指示は、新人の時には慌ててしまい、小さなミスを繰り返すものです。きっと塾生たちも同じ事だと思います。ですが、私が新人で現場に就いた時よりは、きっと落ち着いてできる事でしょう。育成塾の授業は確実に成長させてくれます。何も知らないで現場に立った私たちに比べれば、多くの事を体験し、教えてもらっているのです。自信をもってこれから始まる撮影助手としての活動を、頑張ってくれることを期待しています。

ナック イメージテクノロジー


1511.jpg12月 8日授業レポート   育成塾15期生 モリ マユコ

 今回はデジタル撮影実習として、先週の授業で触ったARRIのALEXAを使っての授業でした。
前日に行った機材チェックでは、1つ1つレンズやモニター等周辺機材もチェックしていき、不具合がないか、メディアを入れてRECが正常にできるか、また、使い方の分からないところはないかを確認しました。
 今回はズームレンズと単焦点レンズをお借りしていたので、撮影日のレンズ交換がスムーズになるように、ヘッドのバランスがとれている所でそれぞれマーキングしておくといった準備も行いました。実習ではチェックした機材を一旦元のケースに戻して翌日の撮影場所へ運んでもらいましたが、実際の現場ではすぐに必要な物と使わない物や空のケースを分けて積み込むので、機材を置く順番や場所1つとっても考えながら動く必要があります。しかし、実習での撮影時にすぐに必要になる可能性のあるものがマグバッグに入っていなかったりということがあったので、準備段階の意識が足りなかったというのが反省点です。少しずつですが、実習を通して現場で求められる動きが理解できてきたので、もっと積極的に、もっと意味のある動きをできるよう今回の反省を次に繋げていこうと思います。

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撮影助手育成塾便り.Vol.36

『 機材講習:ARRI ALEXA 』

15-36
 デジタルキャメラ機材の機材講習授業2回目。本日はARRI ALEXAキャメラです。ARRIはドイツのメーカーで、長く映画撮影用のキャメラを作り続けてきた会社です。35㎜フィルムキャメラから16㎜フィルムキャメラなどその歴史は古く、多くのキャメラマンからの要望に応えたキャメラを製造してきました。デジタルの時代になり、発売してきたのがALEXAシリーズキャメラです。ALEXAと言ってもその種類は多く、様々な用途に合わせたキャメラを製造しています。キャメラ自体の性能はとても素晴らしく出来上がっています。でも、何と言っても撮影部が使いやすい作りになっているところが他のメーカーとは大きく違っていると言えるでしょう。デジタル技術の進歩で様々なメーカーがそれぞれの個性を出しながらキャメラを製造していますが、長い経験と蓄積による作りは、撮影部の事を知り尽くした作りと言ってよいでしょう。数多くあるデジタルキャメラ、どのキャメラも良いところもあり、使い勝手の悪いところもありますが、ARRIのキャメラはその部分が少ないということから、多くの映画製作の現場で使用されています。したがって、これから撮影助手として活動していく上で覚えておかなくてはいけないキャメラのひとつでしょう。
ALEXAも他のメーカーと同じように日々進化を続けていて、毎年のように変化が見られます。基本的な部分でデジタル技術は完成の域まで来ていると言ってよいでしょう。最近4K・8Kの放送がテレビで始まりましたが、その技術自体はだいぶ前に完成しており、この度やっと本放送が始まったところと言えます。テレビで4K・8Kが必要かと言うと、甚だ疑問ではありますが、身近な存在になっていく事は間違いありません。4K・8Kだから良いと言うわけではありませんが、これからの時代、塾生たちも自分なりに研究を重ねていく必要があるでしょう。自分の映像表現を見つけられるように、まずは機材を知り、勉強してほしいです。

ナック イメージテクノロジー


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撮影助手育成塾便り.Vol.35

『 機材講習:デジタルキャメラ機材 』

15-35
 本日は三和映材社にて、機材講習を行いました。デジタルの機材は何度もお話ししましたが、触って覚えることが一番です。フィルムキャメラと違って多くの機能が詰め込まれたキャメラは、各社がそれぞれ違った考えの下で開発されていることもあり、それぞれ違った特徴を持っています。それぞれのキャメラで同じ設定をするには、どのような操作で行うかなど、試してみることが一番わかりやすい方法なのです。今日は日本の代表的なメーカーの、Sony, Canon, Panasonicのキャメラをお借りして、それぞれどのような違いがあるか、触れてみることにしましょう。
早くからデジタルシネマ用キャメラの開発を行ってきたSony。 『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』で使用されたのは1999年です。その当時は大変な驚きで話題になりました。早くから開発に力を入れていたSonyは、デジタルに関して多くのノウハウを持っていることがキャメラからも分かります。 
 VARICAMの名称で知られるPanasonicのキャメラは、日本人キャメラマン、阪本善尚撮影監督が開発に協力しました。フィルム映像を知り尽くした阪本キャメラマンは、フィルム映像にこだわり開発した日本スタイルのキャメラと言えます。2005年に公開された、『男たちの大和』 は全編VARICAMキャメラを使用した作品で、大ヒットをしたことは記憶に残っています。
 デジタルムービーキャメラでは最後発と言えるCanon。 スチールカメラメーカーとして有名なCanonですが、本格的なデジタルムービーキャメラはスチールキャメラのノウハウが色濃く出ています。多くのキャメラマンの意見を取り入れて進化を続け、今では多くの映画を世に送り出しています。また、Canonの作り出した技術は、多くのメーカーでも取り入れられています。
 この様に今では海外のメーカーも含め、多くのデジタルキャメラが存在していますが、どれも良いところもあり欠点もあり、一概にどのキャメラが良いとは言えないでしょう。海外も含めて多くのメーカーから出されています。すべてを覚えることは難しいですが、撮影に必要な機能をどの様な操作で行うか、とにかく触って覚える、デジタルキャメラはそれ以外に方法はありません。塾生たちも卒塾後はデジタルのキャメラを使用する機会が多くなるでしょう。その時のためにも今は積極的に触れてみることが大切です。

三和映材社


1507_20181022021300675.jpg11月24日授業レポート   育成塾15期生 シミズ イクミ

 本日はデジタルキャメラの機材講習でした。 デジタルキャメラには様々な機能があるため、その機能を一つ一つ確認しながらキャメラを操作しました。 ISO感度、レンズの絞り、シャッタースピードは相関関係にあることを学びました。 どのようなシーンを撮影するかによって、ホワイトバランスやレンズの絞り感度を調整するので、キャメラの機能について塾生の間に充分に理解しておきたいです。




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撮影助手育成塾便り.Vol.34

『 デジタル撮影部 DITの仕事:株式会社IMAGICA 』

15-34

  今日は五反田にある、株式会社 イマジカ内の撮影部にて、DITの仕事を中心に講義をしていただきました。現在のデジタル撮影で活躍するDITとは“Digital Imaging Technician”(デジタル・イメージング・テクニシャン) の略称で、主に撮影の現場で撮影された映像データを取り扱う技術者の事で、デジタル撮影が始まってから生まれたまだ新しい職種と言えます。
フィルム撮影の時代は、撮影されたフィルムの取り扱いは撮影助手が行っていました。デジタル撮影では、フィルムに当たるのがデジタルデータと言う事になりますが、ご存知の通りデジタルデータはフィルムのように目に見える物ではなく、メディアカードと呼ばれる収録媒体に記録されるデータです。もちろんフィルムのように形のあるものではなく、デジタル信号でしかありません。目に見えないものだけに、その取扱いは慎重に行わなくてはならないわけですが、100%の安全を要求されるこの世界では、データを安心して任せる事が出来る技術者が必要との事から生まれた職種なのです。一般の方が自分の撮影した映像を間違って失ったとしても、それは個人の問題で済みますが、ワンシーンを撮影するのに多額の費用が掛かる映画製作の現場において求められることは100%の安心です。映画やテレビCMのように、大きなデータを取り扱うことは想像以上に大変な事で、DITのオペレーターには卓越した技術と経験が求められます。
 今回教えて頂いたイマジカは、撮影から仕上げまで一貫して行える体制が出来ているポストプロダクションであり、安心できるデータ管理体制が整った会社です。この様な方々が撮影の現場にいることは、制作者としては心強い限りですが、作品によってはこのデータ管理を撮影助手が行はなくては現場もあります。これから現場に出ていく塾生たちも、DITの仕事を行う機会が出てくるかも知れません。今日学んだことを忘れず、将来自分でも行えるように、これから現場でどんどん学び、少しでも現場で活躍できる撮影助手に育ってほしいです。

イマジカ
 

1504.jpg11月17日授業レポート   育成塾15期生 コンドウ ヒロシ

 今回はイマジカ撮影部にお邪魔した。そしてDITの仕事について学んだ。フィルム時代に撮り終わり済フィルムを大切に扱う事は度々講義でも教わったが、デジタル時代になって媒体がデータになっても、その意思は同じ。撮り済のデータをキチンと扱う事は変わらない。そんな撮り済データを適切に扱い、編集作業を進めていく役割が、今回のDITの方々だ。
 データが持ち込まれた後の処理や作業の説明を受け、一部自分達で撮った映像をカラーコレーディングする体験をさせてもらった。 今まで、そういう役割の方々の存在は知ってはいたが、どういう事をやっているのかは、今一、イメージできなかったが、今日の講義で一応の流れは理解出来た。
 イマジカさんもそうだが、ポスプロ関係の会社の方々とは、撮影部の助手は密に仕事をご一緒する機会も多いと思う。日々進むデジタルの世界の専門的な事柄を把握するには、その世界にいる方達と一緒に話をして理解を進めていく事が一番ベストだと思う。そういう間柄を作るには、技術面だけでなく、人と人との関係性を築いていく事も大切だと思うので、そういう点にも気を付けて成長していきたいと思う。

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