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撮影助手育成塾便り.Vol.11-13

『 機材講習/ARRI 435 』


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 「機材講習」授業の4回目、本日からは講習を受ける機材が、“ARRI435”に変わりました。ARRI435キャメラはARRI CAMキャメラと並んで、現在多くの撮影現場で使用されている代表的なキャメラです。先週までのARRI3型キャメラよりも遥かに進んでいるので、塾生たちには「いきなり!」と思うでしょうが、卒塾してすぐに取り扱う機会があるかも知れないといった意味では、より実践的な練習ができるでしょう。何より塾生たちにとっては、9月に迫った撮影実習合宿でも使用するキャメラなので、まだ早いだのと言っていられません。
ARRIFLEXはフィルムキャメラではもっとも普及しているキャメラメーカーです。その信頼性は長年の実績でも証明されており、現在のフィルム製作作品のほとんどがARRIのキャメラで撮影されていると言っても良いでしょう。今回の授業で学んだ435は、基本設計は前回まで学んでいた3型キャメラを継承し、熟成された機構は信頼と実績においては申し分なく、実に良く出来たキャメラの一台といえます。基本的な知識がまだ乏しい11期生にとっては多少高いハードルではありますが、その辺はJSCの青年部が一人ひとりに合わせながら指導をし、このハードルを越えてもらうつもりです。
撮影助手育成塾は即戦力となれる助手の育成を考えて授業を進めています。ゆっくりと丁寧に教えられればいいのですが、覚えてほしい事柄が増えてきている撮影部の現状を考えると、幾分速いテンポでの授業にどうしてもなってしまいます。塾生たちはまだ戸惑いも多いことでしょうが、頑張ってほしいものです。


ナック イメージテクノロジー


05-01.jpg7月26日授業レポート   育成塾11期生 島 大和

 前回まででARRIⅢ型の講習が終わり、今回から合宿でのメインキャメラとなるARRI435
の講習が始まった。
 基本的な構造はⅢ型と一緒なのだが、細かな部分や機能の違いをチェックしながら進めた。まずフィルムをマガジンに装填する作業ではⅢ型と違いフィルムコアに巻き取る方式がとられていた。この作業がかなり重要で、何度も確認しながら練習をした。最初こそふくらんだりタケノコ状になったりしたが丁寧に教えてもらい、しっかり装着することが出来た。
 機材の方はまたフィルムをはめる部分のポイントや入れ方が微妙に変わる為、そこにも注意を払って作業を行った。特に最初の部分でⅢ型よりもフィルムが噛みやすい為注意が必要だと思った。
 いろいろ練習をしているうちに、あっという間に本日の講習が終わった。次回も引き続き435だが、本日、1000フィートマガジンの装填までは練習したので、次回それをキャメラに装着し、さらに担ぐ作業まで出来たらなと思う。


小津映画祭

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撮影助手育成塾便り.Vol.11-12

『 機材講習/ARRI 3型 3回目 』


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 「機材講習」授業の3回目、本日も『株式会社 三和映材社』にてARRI3型キャメラをJSC青年部所属の現役撮影助手の方から教わりました。
 3回目の機材講習なのでだいぶ機材にも慣れてきたと思いましたが、まだまだ不安な様子。慎重に作業をしているのは見て取れるのですが、大事な部分が抜け落ちていたり、慎重な結果かえって出来なくなっているなど、自信を持って作業が出来るようになるには幾分時間が掛かるようです。しかし今はまだ機材の基本的な使い方を練習しているのに過ぎず、プロの助手として効率よく作業をする方法など、覚えなくてはならないことまでには進んでいません。
キャメラ機材を扱えることは撮影助手として当たり前のことで、いかに効率よく安全に早く作業を進めることが出来るかが次のステップでは問われてきます。とは言え、急に多くのことを教えても、すべてを覚えるのは今の彼らのレベルでは無理なことです。また、人によって出来るようになるスピードは違うので、この育成塾では個々の状況 に応じて指導方法も変えて教えるようにしています。人にはそれぞれやりやすいスタイルもあるので、それも見極め、伸ばしてあげられるようにしています。最終的には安全・確実な作業であればよいことなので、皆が同じやり方で出来る必要はないと我々は考えています。同じ作業でも幾つかの方法を教え、その中から自分にあった作業スタイルを早く身につけてもらいたいです。
 撮影部を目指してこの撮影助手育成塾に入塾したこともあり、皆真剣で熱心に授業を受け、上達も早いと思います。ゆっくりと丁寧に教えているようで、実はかなり速いスピードで進んでいるこの講習ですが、彼らはしっかりと付いてきているので、ちょっと将来に期待が持てそうな予感がしております。


三和映材社


13-02.jpg7月19日授業レポート   育成塾11期生 高畠 隆

 アリIII型を学ぶ最終になる。
フィルム装填とマガジンのとりつけ方を教わり、それを繰り返すチェンジバックを使うことができたので、試してみることにした。中での作業は思いのほか重さを感じ、まとわりつくようであった。今はこのマガジンのみでしかやっていないので結めることへの不安は感じなかったが、生地を挟むことは大いにあり得るので焦らず確認が必要である。
 また400ftのフィルム自体を装填していなかったので、マガジンとの間が狭いことを知った。片側の手は入らないので、衝撃でフィルムがかぶってしまわないようにとたけのこにならないよう注意したい。
 初めて触る35mmキャメラのため、最悪の状況を考えようとしたところで現場も知らないので、自分の想像のなかにとどまってしまっていると思う。
 とりあえず不味いことが起きないための行動と、自信をどれだけもてるかが重要であると思う。恐らく何倍もの仕事量のなかでどれだけ安全にできるかが助手の務めであることを常に意識していきたい。


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撮影助手育成塾便り.Vol.11-11

『 機材講習/ARRI 3型 2回目 』


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 「機材講習」授業の2回目、今日は『株式会社 三和映材社』にてARRI3型キャメラをJSC青年部所属の現役撮影助手の方から教わりました。先週から始まった機材講習の授業、初めて35ミリフィルム撮影用キャメラを触った塾生たちですが、やはり頭で考えていたようにはいかないようで、青年部から細かい指導を受けながらも、その手つきにはおぼつかない様子でした。青年部が見せてくれる手本があまりにも簡単に行っているせいかも知れませんが、思うように動かないフィルムやキャメラ本体に悪戦苦闘しているのがよくわかりました。今の段階では当然の結果で、今後フィルムにしてもキャメラ機材にしてもどんどん慣れていくでしょう。機材の取り扱いに慣れ、体が覚えていき、ある程度の作業が意識することなく行なえるようになるのはとても重要です。一連の作業には重要な注意点は数多くありますが、その一つひとつを細かくチェックしながら作業を行っていては時間がかかり非効率的です。ある程度の作業はミスなく普通に行えるようにならなくてはいけないのですが、それには数多く練習して体に覚えこませていくほかないでしょう。
塾では指導に現役の撮影助手が教えに来てくれているので、問題点はその場で注意してくれるから安心感があるようですが、撮影助手それぞれが長い経験で培ってきた作業には多少の違いがあり、今後他の人からの指導で塾生には戸惑いも出てしまうかも知れませんが、早く自分のやり方を確立し、自信を持って作業が出来るように努力してほしいです。


三和映材社


12-01.jpg7月12日授業レポート   育成塾11期生 小島洋輔

 今回は三和映材社での機材講習でした。驚いたのは前回のナックと同じキャメラを使ったのですが、機材会社によって仕舞い方や取り付けられているパーツが違う事です。あくまでもレンタルで借りるものなので、機材を出す前にどのようになっていたか、元通り戻せるかなどしっかりとチェックをしないといけないと改めて感じました。
 午後はチェンジバックのフィルム詰めとキャメラ本体への取り付けをやりました。たまたま自分が使ったオバケフィルムがほぼ400フィートあるものだったので、巻いたものを取り出す時、フィルムが竹の子になったので、難しさと重さを感じました。本当に練習用で良かったです。
 本番の撮済みフィルムでミスをすると、全て撮り直しになるので、そうならないように今のうちに練習し、自分なりにやりやすい方法を見つけたいと思います。


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撮影助手育成塾便り.Vol.11-10

『 機材講習/ARRI 3型 』


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 本日の撮影助手育成塾の授業は「機材講習」です。11期生にとっては本格的に撮影機材を学ぶ授業となります。学ぶキャメラはARRIⅢと呼ばれている35ミリフィルムキャメラで、初めてキャメラやフィルムに触る者にとっては基本を覚えやすいキャメラと言えます。少々年代物ではありますが、まだまだ現役で活躍するキャメラで、その機構はシンプルで扱いやすく、故障の少ないキャメラとして知られ、一時代を築いてきました。故障が少ないとはいえ、やはり間違った取扱いをすれば壊れることがあり、手順をしっかりと覚えて順序良く作業をする必要があるのは現在のキャメラと何ら変わりありません。撮影助手の仕事としてキャメラ機材を取り扱えることは当たり前のことです。
しかし機材の正しい取扱いを覚えることには他に大切な意味があります。それは次の時代の人に正しい作業を伝えていくことです。自分がしっかりとした作業が出来ないと、いざ教える段階になった時に正しく教えることが出来ないのは当然で、それは、自分に付いてくれる助手がしっかりとした作業をしてくれないことを意味しています。
撮影助手育成塾は技術の伝承を目的に活動をしています。助手として覚えてほしい事は出来るだけ細かく教えられるよう日々考えて授業を進めていますが、やはり実際の撮影現場でない分、どうしても教えきれない部分があることは否めません。この塾で覚えたことを基本とし、そして卒塾後に様々な現場での経験を積み重ねて一人前の撮影助手になれるのです。フィルムからデジタルの時代になって、フィルムキャメラの取扱いを学べること、しかもプロの撮影助手から生きた指導を受けられること自体貴重な経験です。フィルムを学んでいればデジタルでの撮影現場でも作業は出来ますが、フィルム撮影での作業を学んでいない人は、フィルム撮影の現場は出来ないでしょう。特に難しい技術ではないのですが、簡単に出来るものではないことも事実で、今後フィルムを取り扱える撮影助手が減っていく中で、育成塾の塾生たちへの期待は大きいと言えます。今後もフィルム撮影の技術を学びたいという人は現れるでしょう。そんな人達を育てられる撮影助手になってくれるよう、11期生には期待したいです。


ナック イメージテクノロジー


11-01.jpg7月5日授業レポート   育成塾11期生 福島 沙織

 今回は初めての実技講習でしたが、思っていたよりも難しいといった印象でした。実際にやってみると本などで読んだイメージと違い戸惑いましたが、慣れていきたいです。
 そして何度か注意されることがありましたが、以前講師の方がおっしゃっていた耳をよく使うという大切さが改めてわかりました。現場に無駄な動きはなく、一つひとつの動作に意味があるということ、もっと頭を使って動きたいです。
 フィルムの装填や三脚の担ぎ方など基本的なところですが、これから合宿や現場などに向けてとても具体的な授業にとても高鳴りました。授業自体は少ないのですが、慣れていけるよう頑張ります。


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