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撮影助手育成塾便り.Vol.11-28

『 コピスみよし撮影実習試写&㈱ヨコシネD.I.A見学 』


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 本日の撮影助手育成塾は、神奈川県横浜市にある、株式会社 YOKOSINE D.I.Aにお邪魔し、10月4日に埼玉県入間郡三芳町で行われた“撮影実習授業”で撮影した映像を見せていただきました。
 11期生にとって初めてのデジタルキャメラによる撮影実習授業です。自分達で撮影したデジタル映像を見るのもこれが初めての経験です。キャメラがフィルムであれ、デジタルであれ、撮影現場で撮影助手の仕事に大きな違いはありません。デジタルだから大変だとか簡単だという事はなく、どちらも撮影助手にとってはキャメラマンを助ける役目に変わりはありません。ただ、長い歴史の中で出来上がっているフィルムと違い、まだ模索段階で、撮影監督にしても制作会社サイドにしてもそれぞれのスタイルで現場が進められ、統一した企画が存在していないのが現状です。そのため撮影助手は仕事の現場が変わると、その現場に合わせてスタイルに意識を切り替える必要が出てきて、仕事を始めてばかりの新人には戸惑うことが多くなっています。日々変化するデジタルの世界では現役であっても戸惑いと模索の日々で、この状況で良い作品を作ることが出来るのか疑問にも思いますが、現状を踏まえてより良い方向に持っていくことが、私たち撮影監督には求められているのかも知れません。
 午後は、YOKOSINE D.I.Aの方々から会社の説明を受けた後、見学させていただきました。長い歴史を持つヨコシネD.I.Aは、培われた技術と経験で、多くの映像作品を手掛けています。そして作品を作り出すことと同時に、古い映像の修復や保存にも高い技術で映像業界に貢献しています。フィルム時代に撮影された映像には、今となっては見る事の出来ない貴重な記録が残されています。これらは日本人にとっても人類にとっても大切な記録ですが、時の流れとともにその傷みは進んでしまいます。フィルムは保存状態さえ適切に管理されていれば100年は持つとされていますが、多くの場合湿度も温度も管理されていない場所に保管されていることがほとんどで、それらのフィルムは化学反応によって大きく劣化していきます。このような劣化してしまったフィルムを修復するには大変な技術が必要で、今回お邪魔したヨコシネD.I.Aのような技術を持った会社は、貴重な存在と言えます。皆様のご家庭で眠っている昔の8ミリフィルム、もしかしたらとても貴重な記録映像が映っているかも知れません。一度見てみることをお勧めします。


ヨコシネ


1105.jpg9月27日授業レポート   育成塾11期生 こむろ あやか

 今回、ヨコシネD.I.Aさんにてラッシュと見学をさせてもらいました。
 ラッシュを見た感想は、1TAKEしか撮っていないラストカットに不必要な人影が写っていたのが残念だったということです。画の責任は撮影部にあるため、今回のような影やガラスの映りこみなど、映るべきでないものにもっと気をつけるべきだと思いました。
 また、インターレースやDFなど知ってはいたのですが、よく理解していないところがあったので、今回学べて良かったです。
 これからの時代、デジタルはきちんとやっていかなければなりません。わからないものはわからないままにせず、きちんと理解していこうと思います。


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撮影助手育成塾便り.Vol.11-27

『 機材講習・ARRI 535 キャメラ 』


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 今週の撮影助手育成塾は先週に引き続きARRI535キャメラの『機材講習』授業です。
現在のフィルムキャメラはICによる操作が増えたことで複雑な設定が行えるようになってはいますが、基本的な撮影原理は昔のキャメラと何ら変わることはありません。シャッターの回転により一コマずつ撮影するキャメラの構造を理解すれば、形は違えどもどの部分が同じ機構か分かるようになります。今まで練習してきたARRI3型や435と大きく形の違う535キャメラですが、操作方法を教えれば、今の塾生たちはすぐに作業が出来るレベルに成長しています。もちろんキャメラそれぞれに注意すべきところは違いますが、逆に言うと、注意するべき箇所を覚えてしまえば、3型や435を使用する時と変わらない感覚で作業が出来るのです。撮影助手育成塾では実機による実習とプロの撮影助手からの指導で、確実な作業を教えています。安心・安全・確実、そしてスピードを身につけてプロの現場へと送り出してあげることに努力しています。
しかし実際の現場は様々な環境下での作業が求められる厳しい場所です。その厳しい場所で少しでも臆することなく作業をするためには出来るだけ多くキャメラを触り、視覚ではなく感覚だけでも作業が出来るぐらいまでに繰り返し練習する事が効果的です。育成塾では2台のキャメラを借りて機材講習の授業を行っています。キャメラを熟知するまでにはいかないかもしれませんが、キャメラを取り扱うまでに練習することは出来ます。次に535キャメラに出会ったときに、今日の授業でのことを覚えている自分に驚くことでしょう。実践を見据えて授業を進める、撮影助手育成塾だから出来る授業です。


ナック イメージテクノロジー


1101.jpg10月18日授業レポート   育成塾11期生 石原 毅

 今回はArri535を使った機材講習でした。535の第一の印象は合宿で使用した435より重いということでした。フィルムはつめやすく435で手こずっていた私としては非常にありがたい作りになっていました。今回、合宿以来のキャメラ機材講習ということで少し気が抜けていた事は否めませんでした。今後、535のような精密なキャメラを扱う際には気を引き締めて取り組みたいと思います。今回の535の機材講習を終え、これまでにいろいろなフィルムキャメラを触らせてもらいましたが、その取り扱い方を忘れぬように努めたいと思います。


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撮影助手育成塾便り.Vol.11-26

『 機材講習・ARRI 535 キャメラ 』


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 本日の撮影助手育成塾は久しぶりの「機材実習」授業です。習う機材は“ARRI 535”キャメラ。初めて習ったARRI3型、合宿でも使用したARRI435キャメラとの大きな違いは、同時録音用キャメラであることです。「同時録音?」と思う方もいることでしょう。前回まで習っていたARRI3型と435はノーマル回転からハイスピード回転までこなせるように設計され、映像を撮影するためだけに作られています。
対して535キャメラは映画などを撮影するために設計されています。映画などのドラマは役者の台詞も一緒に録音する必要があるので、撮影中はできるだけ静かな環境が好ましいのは言うまでもありません。一方、3型や435キャメラは役者の台詞を録音することを前提としていないため、キャメラのモーター音やフィルムの走行音がかなりあります。キャメラの音を気にしない分ボディーは小さくて軽く、取り扱いも楽なのが特徴です。
対して535キャメラは、可能な限り音が出ない設計になっているため、モーター部分などに防音素材を使用し、フィルム走行音も外へ漏れないように、内部に音を吸収する加工が施されています。その結果、キャメラ本体は大きく重量もありますが、目的である消音に関しては、気にしていなければ分からないほど音が消されています。
 キャメラノイズなどの音に関して昔は撮影中に問題になる事が多く、ノイズを消すためにキャメラに毛布などを掛けて撮影していた時代もあるほど、いかにキャメラの音を消すか大きな課題でもありました。
今回講習を受けた535キャメラの前にARRI BLキャメラという機種があり、そのキャメラが出た時はずいぶん撮影が楽になったという記憶があります。今回の535は同時録音用キャメラなので、ハイスピード撮影などは出来ませんが、ハイスピード撮影をする時には音は録音しないので435キャメラを使用するといった具合に、撮影内容に応じてキャメラを使い分けて映画は作られています。ハイスピードなど特殊な撮影は映画の中では少ないので、今回の同時録音キャメラはしっかりと取り扱いを覚えておく必要があるでしょう。


三和映材社


1103.jpg10月11日授業レポート   育成塾11期生 入江 望

 今週は三和でARRI535の講習を受けた。
 同録用のキャメラという事で堅牢な作りであり、フィルムを回している時とても静かである。また、フィルム装填にかかる時間も少なくて済む。それと同時にマガジンやボディが非常に重く、一つ一つの作業がしっかりしていないと危険だ。また、フィルムを破損する事故が起きやすいキャメラでもある。今まで以上に神経質に取り扱わなければならない。
 今まで何度もやってきたフィルム装填。キャメラは変わっても確認する事や注意する所はほぼ同じであるにも関わらず、スムーズな動きができず無駄な動きが生じてしまう。先輩方は普段から、イメージ上のキャメラでフィルムの装填や撮影準備の手順を確認する事が大事だとおっしゃっていた。まだまだ自分の中で確認不足が多いようだ。
 育成塾での授業も後半に入り、自分に緊張感が足らなくなってきたように感じている。まだまだやれる事が残っているので、気を引き締めて授業に参加したい。


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撮影助手育成塾便り.Vol.11-25

『 撮影実習・「コピスみよしde映画プロジェクト」参加 』


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 本日の撮影助手育成塾は「撮影実習」です。9月の撮影実習合宿以来の実践的な実習になりますが、合宿で使用した35ミリフィルムキャメラから変わり、今回はデジタルキャメラでの実習となりました。
 実習を行った場所は埼玉県入間郡三芳町。この三芳町にある「コピスみよし」にて行われている、地域住民参加の企画『コピスde映画プロジェクト2014』に協力参加する形で、ショート映画製作に塾生たちも参加させていただきました。今回は映画撮影現場の流れをプロジェクト参加の方々に見ていただきつつ、一緒に撮影をしました。キャメラマンは塾でいつも教えている新井 滋 撮影監督、JSC青年部は助手を務め、塾生たちがそれぞれ撮影助手をし、その他に照明部、特殊機材部に分かれて撮影が行われました。 9月の合宿からまだ間もないせいもあり、スムーズに動けているようでした。
今回使用したキャメラは『EPIC RED』で、実際に映画撮影の現場などでも広く使用されているデジタルキャメラです。塾生たちはまだ本格的にデジタル撮影の授業に入っておらず、いささか困惑気味でしたが、撮影への体制が出来てきたので、撮影が始まってしまえば合宿の時のようによく動けていたように感じます。
 今回参加させていただいた“映画プロジェクト”は、地域の皆さんが真剣に作業されていて、とてもよく勉強されているのが印象的でした。今、日本全国多くの場所でこのような活動が行われていて、多くの方が映画製作の楽しさを体験しています。映画は総合芸術と言われるように、大勢が力を合わせて製作するものです。ただ見るだけの映画ではなく、自分も参加して映画を作ってみる機会が増え、より深く映画のことを知ってもらえるのは大変嬉しいことです。日本映画撮影監督協会は、このような企画に積極的に協力し、多くの方に映画の魅力を知っていただきたいと思っています。皆さんの街でも是非映画を作ってみてはいかがでしょうか。


西華デジタルイメージ株式会社


1114.jpg10月4日授業レポート   育成塾11期生 松本 真二

 10月4日、埼玉県入間郡三芳町にて撮影実習を行いました。撮影合宿を終えてから3週間ぶりの撮影で、今回はフィルムキャメラではなく、RED スカーレットというデジタルのキャメラを使っての撮影でした。塾生の組分けは合宿と同じで、撮影部・照明部・特機部の3つの部署で構成されました。今回はデジタルということもありフィルムでの撮影とは違った空気感の中、焦ることなく撮影ができたと思います。今回私は撮影部が回ってこなかったので、キャメラを触ることはなかったのですが、見た感じフィルムキャメラより軽そうでした。サイズはとてもコンパクトなのですが、設定などの操作はとても複雑のように感じました。
 その点、合宿で使用したフィルムキャメラはシンプルだなと感じました。今後世の中はさらにデジタル化になっていくと思います。それは映画業界にも押し寄せてきてしまいます。その流れに乗り遅れないためにも、デジタルキャメラも対応できる助手になっていきます。
 また、今回の撮影では照明部でたくさんのことを教えていただきました。合宿ではシーンのことがあり照明をあまりできずに終わってしまったのですが、今回はみっちりとできたので満足です。予算の低い現場では撮影部が照明をやらなくてはならない状況があると思います。そのときプロの助手として働けるよう照明もしっかりと学んでいきます。


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