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撮影助手育成塾便り.Vol.13-03

『 キャメラマン講義:兼松 塾長・浜田 毅 撮影監督 』


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 撮影助手育成塾13期生2回目の授業は『キャメラマン講義』です。午前中は先週に引き続き、兼松 育成塾塾長のお話です。
キャメラマン講義の授業では、講義する内容には一切注文をつけていません。講義をしていただくキャメラマンに話す内容を任せています。そのため話す内容はまちまちですが、話の端々にとてもためになる内容が沢山隠れています。長く撮影部を続けている私達には分かることが多いですが、塾生達に今の意味を教えてあげたくなるような事ばかりで、実に楽しい話を聞くことが出来ます。撮影助手として生活をしていても、意外とキャメラマンと話す機会は多くはありません。
 「どのようにしてキャメラマンになったか」「どのようにして人とのつながりを築いたか」など、助手の頃は聞きたいことは山ほどありましたが、そのような話を聞く機会は少なかったように記憶しています。この授業はそういった意味で大きな広がりを秘めた授業で、それに気づいてくれると嬉しいです。
浜田 毅 撮影監督 午後から講義をして下さったのは、『おくりびと』『利休をたずねよ』など、多くの作品を手掛けている、浜田 毅 撮影監督です。先に書いたように映画の世界でキャメラマンにまで上がっていくにはどのようにすれば良いのか、それを疑問に思う人は多いでしょう。浜田氏もまたご自身の経歴を楽しい話を交えながら話してくださいました。その話の中には塾生たちにとって大切なアドバイスが幾つも含まれていて、「人との出会いを大切にする」というお話はこれからの活動の中できっと役に立つはずです。
 13期生は日本映画撮影監督協会が育てる撮影助手の卵です。もうすでに映画映像業界に近い場所に身をおいたのですから、このような授業を通しての出会いを大切に、小さなチャンスを大きな成果へと変えてほしいです。


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13-04-02.jpg 5月 7日授業レポート   育成塾13期生 横山 達也

 兼松塾長の2回目の講義を受け、今回は特に撮影助手時代のチーフ、セカンドの話を伺い、どのようにメーターをきっていたか、また兼松塾長や他の人たちとの測り方の違いなど、人それぞれのスタイルがあり参考になりました。チーフがメーターを測るときや、セカンドが距離を測る際に、俳優やスタンドインの方たちが嫌な思いをしないように手をきれいにするなど、そういった気遣いの部分もしっかりと参考にしていきたいです。
 またIMAXカメラでの撮影で、カナダで研修を受けたこと等、なかなか体験できないであろう貴重な経験の話が伺えてよかったです。
 浜田毅さんの講義を受け、どういった経緯でカメラマンになったかという所で、撮影所出身の兼松塾長とまた違った話が聞けて面白かったです。また、こういったカメラマンになる経緯で兼松塾長とも共通して、撮影部の人や監督の話で、様々な人のそれぞれのやり方や、個性を伺い、そういった今まで出会った人たちを参考にし、影響されることもあるのだろうと感じ、これから撮影助手としてやっていくには、多くの人を参考にして、その機会を大切にしていかなくてはと思いました。
 また前回の林さんもおっしゃっていましたが、浜田さんも強調してカメラマンとしても、助手としても大事だと言っていたのが本をしっかりと読むということでした。撮影現場ではこれといった正解がない中で決断早く、効率よくやるために必要な事で、現場中もしっかりと考えて行動するために、まず第一に必要な事が本の内容を考えて把握する事なのだと思いました。


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撮影助手育成塾便り.Vol.13-02

『 キャメラマン講義:兼松 塾長・林 淳一郎 撮影監督 』


兼松 熈太郎 育成塾塾長 撮影助手育成塾13期生最初の授業は「キャメラマン講義」です。この授業は、映像キャメラマンとはどのような人なのか、話を聞く中で感じ取ってもらうことを目的としています。
13期生初めての講義をして頂いたのは、撮影助手育成塾塾長の兼松 熈太郎 撮影監督です。初めての授業で緊張気味の13期生達の緊張を解くように話しかけていました。兼松氏が撮影の世界に入った経緯から、撮影部として経験してきたことなどの内容ですが、その中には塾生達が学んで実践してほしい事も多く含まれていました。
 午後の講義は、『あなたへ』『重力ピエロ』などを撮影された、林 淳一郎 撮影監督です。林 撮影監督は、人物の感情を映像に映し出すことで私たちの世界では有名です。高倉健さんの遺作となった『あなたへ』では企画から携わり、高倉健さん演じる男性を感情豊かに描いていました。また、ホラー映画で一世を風靡した『リング』では、観る人に恐怖感をうまく与えていく撮影方法を駆使し、絶妙な心理描写で映像を撮影されていました。
林 淳一郎 撮影監督 林 撮影監督は塾生に「あきらめない事、あきらめなければ必ずキャメラマンになれる」と言ってくれました。あきらめずに勉強していく、色々なキャメラマンから話を聞いて多くを学ぶ、キャメラマンへの道はこのことに尽きると思います。映画は人を作り出していく仕事、それを忘れないように頑張ってほしいです。
 「キャメラマンはカメラや機材に詳しくて、撮影に関する知識も豊富でなければいけない」などと思っている人が大勢いますが、第一線で活躍しているキャメラマンの中には、殆ど今の機材についての知識を持っていない人も大勢います。カメラはただの機械であり、道具です。キャメラマンに必要なのは、人に見せる(魅せる)ための映像を作り出す力です。様々なことが出来るようになった現在のカメラについての知識に溺れ、人を映し出すことのない映像を撮影するキャメラマンが増えてきています。何が大事か、塾生にはそれを学んでほしいです。
 キャメラマンは当然ながら一人ひとり性格も考え方も違っているので、撮影助手はキャメラマンに合わせた形での作業を求められます。まずはキャメラマンとはどのような人なのかを感じてもらう意味での『キャメラマン講義』の授業です。


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13-03-02.jpg 4月23日授業レポート   育成塾13期生 小林 悠紀

 第一回目の授業では、まず、挨拶や返事についての話から始まりました。すごく常識的なことだとは思いますが、多くの人間が協力しあって作る映画やCMなど、基礎的なコミュニケーションがとれなければ円滑に進まず、作品のクオリティーにもつながると感じました。
 兼松塾長の講義では、塾長の助手時代の話をして下さり、今と変わった部分、受け継がれている部分などがわかりました。変わった部分でも、根本的な考え方はそんなに違わないと思いました。また、慣れがミスへと繋がるという話をされ、これは今後気をつけなくてはならないことだと思いました。
 林撮影監督には、具体的な助手時代の過ごし方をお話してくださり、今後の助手の過ごし方をイメージできました。
 映画は人が観る。その意識を撮影監督は持つことが大事でその方法や考え方は、助手時代にしか学ぶことはできないとわかりました。サード、セカンド、チーフへとステップアップしていく日本の助手制度で、その時の仕事はもちろん、次のステップを意識して行動することが後々の撮影監督になった時に生かされると思いました。
 そして、助手の仕事だけでなく様々なことに対して興味をもち、どんな場面にも対応できる人になりたいと思いました。


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撮影助手育成塾便り.Vol.01

『 撮影助手育成塾第13期生入塾式 』


13-01-01.jpg いよいよ本日から撮影助手育成塾13期生が始まりました。開塾してから13年目の育成塾では、これまで多くの撮影部を育ててきました。その中にはキャメラマンとなり活躍している者も数多くいます。育成塾では時代の変化に対応し、その時に必要な知識と技術を取り入れています。それは普段撮影の現場で活動するプロの撮影部が、変化の中で必要であろうと思えることを教えているからです。早くもキャメラマンとして活躍する卒塾生がいるのも、現場に出てからその時々に応じた対応力が身についていたからだと思います。育成塾の授業は年50回ですが、私たちの考え方は50回目の授業からそのまま撮影現場に自然と入っていけるように、まるで51回52回とどんどんと授業が続いて行くような感覚になるように育成を行っています。
大切なことは『現場と同じ環境で学ぶこと。多くの撮影部と接すること』にあると思います。育成塾の授業は厳しいと思います。それは甘えも妥協も許されないプロの厳しい世界で生きていく以上、必要なのです。
現在これだけ多くの育成塾出身者が現場で活躍してくれているのも、育成塾の厳しい指導の中で身につけた技術に自信を持って活動してくれたからだと思います。今日から始まった13期生達も、この1年で大きく育ってもらいたいです。撮影助手が現場で不足している中で、助手の育成は重要となっています。しかしながら、撮影助手を育成する場所は育成塾以外にはない状況です。    一昔前は撮影所が仕事の場であり勉強の場でしたが、日本映画撮影監督協会はその撮影所になり代わり、後進の育成に力を注いでいきます。13期生の成長はこのブログにてご報告していきますので、どうぞ応援をよろしくお願いします。


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撮影助手育成塾


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撮影助手育成塾 第12期生卒塾式

『 撮影助手育成塾 第12期生卒塾式 』


第12期生卒塾式
 本日は撮影助手育成塾第12期生の卒塾式(終了式)です。1年間の育成課程を終えて、いよいよ私たちの仲間へと本格的に始動する日です。彼らにとってはあっという間の1年間だったでしょう。 しかし、これから始まる撮影部としての長い道のりの中で、貴重な1年間だったと振り返ることでしょう。12期生という仲間との出会い、日本映画撮影監督協会との出会いは、一人ではないことを教えてくれたと思います。これからは、競い合い、助け合いながら共に切磋琢磨し、日本映画界、映像界で活躍するキャメラマンになることを期待します。
 撮影助手育成塾はほかの教育機関とは大きく違います。塾で授業を受けると、撮影に必要なことは技術だけではないことが良くわかります。入塾式のその日から、勉強をしに来ている生徒ではなく、同じ仲間として接してくる協会員の指導は厳しいものですが、優しさもあり、成長を助けてくれます。いずれ12期生たちも後進の指導をする立場にもなるでしょう。その時は育成塾で学んだことを活かし、立派な撮影助手に育ててくれることを願います。1年間お疲れ様でした。


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撮影助手育成塾案内TV
動画:撮影助手育成塾
日本映画撮影監督協会
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正会員 : 302 名

名誉会員 : 9 名

特別会員 : 2 名

青年部 : 91 名

維持会員 : 25 社

賛助会員 : 24 名
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塾生連絡用 『塾生の広場』
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2期生作品『足柄の詩 翼が欲しい』
動画:足柄の詩 翼が欲しい
3期生作品『足柄の詩 足柄の人々』
動画:足柄の詩 元気な郷 足柄の人々
4期生作品『足柄の詩 夢天翔ける』
動画:足柄の詩 夢天翔ける
6期生作品『足柄の詩 蒼いかぜ』
動画:足柄の詩、蒼い風
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