撮影助手育成塾便り.Vol.01
いよいよ本日から撮影助手育成塾13期生が始まりました。開塾してから13年目の育成塾では、これまで多くの撮影部を育ててきました。その中にはキャメラマンとなり活躍している者も数多くいます。育成塾では時代の変化に対応し、その時に必要な知識と技術を取り入れています。それは普段撮影の現場で活動するプロの撮影部が、変化の中で必要であろうと思えることを教えているからです。早くもキャメラマンとして活躍する卒塾生がいるのも、現場に出てからその時々に応じた対応力が身についていたからだと思います。育成塾の授業は年50回ですが、私たちの考え方は50回目の授業からそのまま撮影現場に自然と入っていけるように、まるで51回52回とどんどんと授業が続いて行くような感覚になるように育成を行っています。
大切なことは『現場と同じ環境で学ぶこと。多くの撮影部と接すること』にあると思います。育成塾の授業は厳しいと思います。それは甘えも妥協も許されないプロの厳しい世界で生きていく以上、必要なのです。
現在これだけ多くの育成塾出身者が現場で活躍してくれているのも、育成塾の厳しい指導の中で身につけた技術に自信を持って活動してくれたからだと思います。今日から始まった13期生達も、この1年で大きく育ってもらいたいです。撮影助手が現場で不足している中で、助手の育成は重要となっています。しかしながら、撮影助手を育成する場所は育成塾以外にはない状況です。 一昔前は撮影所が仕事の場であり勉強の場でしたが、日本映画撮影監督協会はその撮影所になり代わり、後進の育成に力を注いでいきます。13期生の成長はこのブログにてご報告していきますので、どうぞ応援をよろしくお願いします。


