撮影助手育成塾便り.Vol.13-09
入塾以来長く続いた基礎知識の講習も終わり、いよいよ今回からはJSC青年部の撮影助手の指導の下、13期生も9月の合宿に向けて実技の実習に入っていきます。
今日の授業は「機材の取り扱い」です。本格的に「機材講習」の授業に入る前に、基本的な取り扱いの注意点を教える授業です。基本というだけに大切な注意点が多く、一歩間違うと大きな怪我につながるので、特に覚えてほしい事柄です。
フィルムのキャメラはランズやアクセサリーなどを付けると重量が30キロを超す場合もあり、転倒などで手や足などを挟まれると大けがにつながります。怪我をしなくともキャメラ機材を破損すると、そのまま現場が停止し、大きな損失を生み出すこととなります。それはすべて撮影助手の責任になるのですが、元々事故が起こらないためにプロの撮影助手が現場に呼ばれるのですから、事故などは起こってはいけないのです。また、自身が怪我をするという事も、ある意味撮影助手としては失格と言えます。怪我をすると当然仕事はできなくなるので、全体の作業効率も落ち、進行に支障をきたし、何より他の撮影助手に大きな迷惑と負担をかける事になります。作品の撮影が終了するまで、助手として怪我をすることなく無事に撮影を終わらせることが求められるのです。
本日の授業で、三脚の取り扱い一つとっても、いくつものチェック項目があることが分かったと思います。どのような扱いをすれば怪我や事故につながるのか、聞かなければわからない事ばかり。また、どのようなことに注意しておけば、それが防げるのか、青年部の分かりやすい説明で理解したことでしょう。来週から始まる機材講習で、少しずつでも体で覚えていけるとい良いです。 6月11日授業レポート 育成塾13期生 板垣 優天
座学が終わり、本格的に機材講習が始まりました。 機材はどれも高価なものばかりなので、安全かつ的確に、教えに充分気を付けて使用したいと思います。また、今までの座学で、不明だった部分を実技でほぐしていきたいと思います。頭だけでは意味がないので、しっかりと実技を併せていきたいと思いました。
機材を持ち帰り、ずっと触っていられるわけではないので、おっしゃる通り、イメージトレーニングをしっかりしようと思います。 イメージトレーニングには利点も多々あります。いつでもどこでも好きな時にできる事です。単独で身ぶり手ぶりでやった方が良いとは思いますが、人前でも出来ます。しかし、間違った覚え方のままイメージトレーニングをする事は気を付けようと思います。そうならないよう、授業で確実に覚え、反復していこうと思います。
