撮影助手育成塾便り.Vol.13-46

『 撮影実習ラッシュ試写&キャメラマン講義:佐々木原 保志 撮影監督 』


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 今週の授業は、先週の撮影実習授業で撮影したフィルムのラッシュ映像の試写を行い、間もなく13期生の授業が終わるという事で、9月に行なわれた撮影実習合宿のラッシュフィルムを今一度見てみました。撮影実習の授業では、実際の撮影での感覚を養うのと、フィルムでの撮影という事で、テスト撮影的な要素も含めて撮影しています。塾生も一年間技術を上げており、最後の実習では合宿の時に比べ、落ち着いて動けるようになってきており、このまま実際の現場に出ても、何とか通用するレベルにまで成長したと思います。それを踏まえて改めて見た、合宿で撮影したラッシュではきっと考えるところもあったでしょう。ラッシュは様々な事を教えてくれる大変貴重な素材です。私が助手の頃は「ラッシュを見ない撮影助手は助手として失格」とまで言われました。私は、何を差し置いてでもラッシュを見に行った記憶があります。そこから多くの事を学び、今に生かされています。今日ラッシュを見た塾生たちはどのように感じていたのか、そして、どのように生かしていくのか、これからが楽しみです。
佐々木原保志 撮影監督 午後からの授業はキャメラマン講義の授業です。講義をしてくださったのは、『ハナミズキ』『旅の贈りもの 明日へ』などを撮影された、佐々木原 保志 撮影監督です。撮影助手育成塾は撮影助手になるために特化した塾です。キャメラマンも初めは撮影助手からのスタートです。長い助手時代に多くの事を学びキャメラマンとなります。その撮影助手になるために必要な事を教えているのが育成塾です。ですから塾生たちは将来キャメラマンになりたいという希望をもって入塾しています。そんな彼らに今回、佐々木原氏はキャメラマンになるための多くのアドバイスをしてくれました。それはとても基本的な事で、キャメラマンには様々な体験が必要であるという内容でした。佐々木原氏は積極的に人と触れ合い、積極的に様々な事を見たり聞いたり体験したりしてきたそうです。人は100人いれば100人とも違います。映画はスクリーンの中に人を作り出す仕事です。映画の中で生きる主人公にもその人なりの性格を作り上げていかなくてはなりません。そのためには多くの人を知り、様々な性格によって現れる行動を見ておくことは、映画を作り出していく上で大切な事です。インターネットとスマートフォンが普及した現在、ネットで得られる情報は膨大ではありますが、所詮、他人が書いたことで、実際に自分が見聞きしたことの方が真実であり現実です。電車内でスマートフォンに興じる事より、車内で人を観察する方が、人を描く私たちにとっては勉強になり、将来の財産になります。そんなことを佐々木原氏は塾生たちに教えてくれたように思えます。


東京現像所


1309.jpg 2月 18日授業レポート   育成塾13期生

 先週フィルム撮影したラッシュを東京現像所で確認しました。今回は撮影時のデータもあり、どのようにライティングされていたかを確認しながら、仕上がりを確認することができました。また今回は4倍増感によるフィルムの質感の違いも確認することができ、とてもよい経験となりました。今後作品に関わっていくことができたら、ラッシュやポスプロにはできるだけ参加させてもらって学びたい気持ちがあります。撮影時と照らし合わせる経験を重ねることで、仕上がりを想定して現場で作る力をつけていけるのではないかと思います。
 午後は佐々木原さんの講義でした。佐々木原さんは、「映画するということは…」という言葉を繰り返しながら、この業界でやっていくことの厳しさとやりがいをご自身の経験談も交えながら語ってくださいました。わたしは未だ厳しさを目の当たりにしていない段階ではありますが、佐々木原さんの云う、「映画する」ということをやりたくて、ここへたどり着きました。本当の厳しさは経験してからしかわからないものだと思いますが、これから入って行く前で、少し心構えのようなものを持つことができた気持ちです。またジガベルトフの「カメラを持った男」を皆で観ました。1920年代に撮られたものですが、写真でも絵画でもなく、映像で語る、映像だから表現できることというのが、この1本に沢山込められていて映画の原点を感じられる映画です。そして佐々木原さんの解説により、当時の社会的背景や製作者の意図についても視点を持ちながらより興味深く見ることができました。佐々木原さんのお話や佐々木原さん自身からも、映画に携わる人間として必要なことを学ばせていただいたと同時にこの仕事の魅力も感じられた時間でした。


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