撮影助手育成塾便り.Vol.13-47

『 機材講習 16ミリフィルムキャメラ:ARRI SR3・ARRI 416 』


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 本日の撮影助手育成塾は、いよいよ13期生にとって最後の“機材講習”の授業となりました。昨年の4月に入塾してから、ARRIの3型、435、ARRI CAM、ALEXA、535、幾つかのデジタルキャメラを機材講習で触れてきました。どれも現時点で、撮影現場で使用するであろうキャメラでした。
今回最後の機材講習授業で取り扱ったのは、16ミリフィルムキャメラです。キャメラは、ARRI SR3とARRI 416キャメラの2台。 現在16ミリフィルムで撮影するなら、この2台のどちらかになるでしょう。16ミリキャメラとフィルムは、35ミリの半分という小ささで、キャメラ本体も軽く、400Ftフィルムで35ミリの場合、24コマ撮影で5分なのに対し、16ミリフィルムでは11分と、35ミリフィルムの倍は撮影時間があります。また、フィルムの価格も35ミリよりは安く、キャメラ機材のレンタル料も安いので、昔から予算のない作品で使われていたことから、35ミリの安価版という考えがありますが、デジタル技術の普及により、映像は格段に良くなり、多くの映画作品が今でも作られています。もちろん、予算の節約という意味ではなく、16ミリフィルムならではの独特な映像を好んで選択している作品も数多くあります。この事で分かるように、16ミリフィルムは35ミリフィルムに引けを取らない映像を作り上げることが出来るのです。
 しかしながら16ミリフィルムの需要が下降していることは事実です。安いと言っても総予算的に35ミリフィルムで撮影するのと大きく違うわけではなく、デジタルキャメラに比べると、費用も時間も手間もかかる16ミリは、撮影の選択肢に選ばれることは少なくなってきました。その結果、35ミリフィルム機材もそうですが、それ以上に16ミリ機材とフィルムを取り扱える人材がいなくなってきています。このままでは数年先には16ミリフィルムで撮影をしようと思っても、取り扱える撮影助手がいなくなってしまいます。今でも映像を教える学校では16ミリで作品制作を行っている学校もありますが、プロとして本当の意味で任せられるまでは教えていません。16ミリはその小ささ故に35ミリに比べて精細な技術が求められています。本日塾生たちには多くの注意点を教えてはいますが、今日の1日で覚えられたかは疑問です。塾生たちには今日の体験を忘れることなく、機会があったら16ミリ機材の練習をして、16ミリ撮影の灯を消さないように頑張ってほしいものです。


ナック イメージテクノロジー


1303.jpg 2月25日授業レポート   育成塾13期生 小林 悠紀

 今回は、ナックイメージテクノロジーさんにて、ARRI SR-416の16mmでの機材講習でした。
本日でフィルムの機材講習は全て終わり、今、現場で使われているフィルムキャメラの殆どを学ぶことができました。
 16mmは35mmと幅が狭くすぐにほどけてしまう為、35mmとは少し違った気遣いが必要でした。またフィルムのも細く、より繊細に細かくフィルムに装填する作業であり、昔は自主製作の映画などで使われていたとは言え、軽い気持ちで触れるものではないと感じました。
 使われる規模としては16mmの方が予算などは少ない現場が多い印象を受けますが、扱い方などは私としては35mmよりも繊細で、16mmをより完璧に扱えたら、35mmの時に楽に作業ができるのではないかと感じました。
 プロの扱いになるとよりシビアで例えば、窓ゴミなどは、35mmと違って画面に出てしまう上にフィルムの大きさが違う為、同じゴミでもとても大きく写りこむことになります。講師の方が毎カットごとに窓ゴミをチェックを行ったと仰っていましたが、それぐらいの気遣いでないとプロの仕事としては不安の大きくなるものであると感じました。
 SR-416ともにキャメラ自体は、マガジン作業のみでキャメラに装填するのはとても楽な作業ではあるが、パーフォレーションに爪が入ったか音でしか判断できず、分かりにくいと感じ不安要素はありました。
 また、416ですと、535やSRとマガジンは似ていますが、生側と済み側が逆にありチェンジパックの中で少し迷いました。
 また、キャメラの構造上、走行させた後のフィルムの傷を見ることができず、不安でした。キャメラの操作は435などと、パネル周りは同じで特に問題はないと感じました。
 今後なかなか触る機会のない16mmなので、万が一来ても対応できるように、忘れないよう触れる環境があるならば積極的に触って忘れないようにしたいです。


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