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撮影助手育成塾 第13期生卒塾式

『 撮影助手育成塾 第13期生卒塾式 』


13期生卒塾式   今日は撮影助手育成塾13期生たちの卒塾式です。昨年の4月に始まり、無事に1年間の育成課程を終了しました。明日からは同じ撮影部の仲間として活動していくこととなります。
現在、映像制作の世界は1年中繁忙期といった状態で、撮影助手の不足は深刻な状況です。昔からの映画やテレビなどのメディアに加え、衛星放送やインターネットなどでの動画配信など、映像コンテンツの増加により、ドラマなど映像制作本数は年々増えています。それに伴う撮影助手の不足は大きな問題となっています。撮影助手が不足していても、誰でも助手になれるわけではありません。撮影助手はキャメラマンになる前の下積み時代と思われがちですが、それは全く違います。撮影助手はそれ自体が立派な仕事で、技術と知識を必要とし、誰でも簡単にできる仕事ではありません。
撮影助手育成塾は、撮影助手になるために特化した塾で、即戦力を目指して、プロの撮影部がまずは身につけなくてはいけない技術を考えて教えています。しかし根底には、塾生たちが将来活躍するキャメラマンになってくれることも考え、そこへ導いていけるように授業が組まれています。撮影助手を育てるとともに、立派な撮影監督へ導いていくこと、それが『仲間を育てる』という言葉の意味なのです。今日、卒塾を迎えた塾生も、1年間の授業を受けてきたことで、明らかに入塾してきた時とは違っています。昔のように撮影所で学べる時代ではない現在、撮影助手育成塾は、それに代わる学びの場となっています。その授業内容は、世界の撮影監督やそれに関わる人達から驚きと称賛の声を頂いています。映像を作るという事はどんなことか、昔、一つ釜の飯を食べ、働きながら学んでいた撮影所のような空気が育成塾にはあるのです。
 13期生の皆、1年間お疲れ様でした。育成塾では卒塾おめでとうではなく、お疲れ様の言葉を贈っています。今日はまだまだ続くこれからの為の一区切りです。明日には「おはようございます」の言葉と共に新たな仕事が始まる意味で、今日は「お疲れ様でした」の言葉を贈りたいと思います。


撮影助手育成塾


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撮影助手育成塾便り.Vol.13-50

『 卒塾にあたり 』


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 本日はいよいよ撮影助手育成塾13期生たちの最後の授業となりました。授業の内容は「卒塾にあたり」と題して、これから始まる生活への様々なアドバイスです。
 午前中は、兼松塾長がこの1年間彼らを見て来た感想を踏まえ、これからJSCとどのような関わりを持っていけば良いのかをアドバイスして下さいました。幾度か説明をしてきましたが、撮影助手育成塾は1年間の教育課程を修了して終わりになる塾ではありません。「仲間を育てる」というスローガンの通り、卒塾後は同じ撮影部の仲間として育成を続けていきます。JSC協会として、時には教えを、時には助けを、そんな形でつながりは続いていきます。この事は、長い撮影部生活の中では本当に心強いものになることでしょう。兼松塾長の思いに応える為にも、共に頑張ってくれることを期待します。
 午後からは協会員による様々なアドバイスがありました。撮影部に関するものもそうですが、生活していく上でのアドバイスも含め、様々な質問に答えていきました。これからは現実として撮影部の仕事で生活していかなくてはなりません。とは言え、右も左も分からない撮影部の世界、どんな準備をしていけば良いのか見当も付かないでしょう。撮影部は、個人事業主として仕事を続ける人がほとんどです。ちょうど確定申告の時期でもありますが、このような社会システムの中で暮らしていく上で、先輩たちからのアドバイスは大変ためになります。今回は卒塾生の先輩も来てくれましたが、卒塾後に自分が感じたこと、行なってきたことへの成功例や失敗例など、聞いておけば役に立つものばかりでした。
 ほとんどの塾生がすでに撮影現場で仕事をしているため、今日の最後の授業は少し寂しくなりましたが、撮影助手として頑張っていると考えれば、少しは嬉しい気持ちになります。これまでの様々なアドバイスを忘れずに、これからの撮影部人生を送ってほしいと願っています。


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1302.jpg 3月18日授業レポート   育成塾13期生 小野寺 昌哉

 今回の授業は、いよいよ撮影助手育成塾13期の最後の授業で、兼松塾長から卒塾後の事、また柳田さんから実際の現場の話や機材の話、金子雪生撮影監督からは、具体的な仕事の話などを伺った。
 授業はこの一年のまとめ的な話を交えて、話を伺いながらもあっという間の一年を自ら振り返りながら、色々と考える事が多い内容であった。
 この一年は私自身、年齢的な事もあり、色々と迷いながらもどうにか一年通い続け、色々な方に温かく支えてもらいながらこの日を迎えられて、本当に入塾してよかったなと思っています。
 フィルムキャメラの操作等の技術的な面は、ここに来なければ習得できなかった技術であり、その他の座学、フィルムメーカーさんや、機材やさん、現像所さんの専門的な知識の講義もすごく為になりました。そして何より、色々な撮影監督の講義は、それぞれの撮影哲学に触れる機会で、それはこの一年間ぎゅっと凝縮した貴重な体験でありました。それぞれ哲学が違うからこそ、同じ撮影業界で共存できるのであり、最後に兼松塾長も仰っていましたが、あの撮影監督がこう撮るなら、俺はこう撮ってやろうと考える事が大事であり、一つの脚本に対して同じ答えでなくていい、むしろ違う方がいいという事を肌身に染みて学んだ一年でした。
 また、具体的な撮影技術もさることながら、この一年で得られたものはJSCの講師の方達との、温かい人と人とのご縁でした。この塾に飛び込まない限り、知り合えなかった人たちとの、学びながらの交流は私の人生においてかけがえのないものになりました。
 今後も、仕事の面で色々と困った時に相談出来ればと思っていましたが、兼松塾長に「そんなのはあたりまえだ!」 力強く仰っていただいたので、このご縁が続くように、卒塾してからも撮影の仕事に精進していこうと思います。
 13期最年長で、何かと扱いづらい塾生だったかと思います。色々な場面でご迷惑をおかけしましたが、どうにか卒塾まで通えたのも、講師の方達の温かいご指導があってのことでした。一年間本当にありがとうございました。


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撮影助手育成塾便り.Vol.13-49

『 キャメラマン講義:柳島克己・稲垣涌三 撮影監督 』


柳島克己 撮影監督 撮影助手育成塾第48回目の授業はキャメラマン講義です。
午前は北野 武 監督の作品を多く手掛けている、柳島 克己 撮影監督です。柳島氏は塾生の質問に答える形で授業を進めながら、今期の授業も終わりに近づいていることもあり、今後どのような事に気を付けていけば良いのか、どのような事を学んでいけば良いのかを話してくださいました。撮影部はキャメラマンになっても学ぶことは多く、絶えず様々な事に目を向けていかなくてはいけません。それには助手時代から先輩の作業をよく観察していく必要があります。現場に出ると事細かく教えてくれる人は多くありません。ほとんどの場合、自分で感じ、理解していく事が大切になります。先週の授業で教えた露出のような技術は教えてもらえても、フレーム作りなどキャメラマンの感性が大きいものは、学び取るには難しいものなのです。柳島氏は、どのような事からそれを学んでいけば良いのか、どのような事に注意してキャメラマンを見ていけば良いのかなどを教えてくれました。塾生たちもいつの日かキャメラマンになることを目指して授業を受けてきました。育成塾は助手になることを目指しています。しかし、最終目標はキャメラマンです。今日のアドバイスを忘れることなく、キャメラマンになる勉強を続けてほしいです。
稲垣涌三 撮影監督 午後からの講義は、JSC日本映画撮影監督協会の事務局長を務める、稲垣 涌三 撮影監督です。稲垣氏はJSCで事務局長をしている立場から、新人である塾生たちが今後どのような形でJSCと付き合っていけば良いのかを含めアドバイスしてくださいました。育成塾の塾生は入塾したことで大きなメリットがあります。それはJSCというキャメラマンが所属する団体の後押しを受けられるからです。出会う人すべてが撮影部であり、撮影に関係する人ばかりです。その大きなメリットを利用できることは、新人としては心強いものとなるでしょう。そのような内容を稲垣氏はこれから現場に出ていく塾生たちにアドバイスしてくれました。一年間の授業で身に付けた技術だけでは一人前の撮影助手と言えません。これから多くの事を学んでいく上で、JSCは大きな力となってくれることでしょう。塾生の育成は卒塾後も続けていくのがこの育成塾です。これからは同じ仕事をする仲間として、共に頑張れる存在になれればとJSCは考えています。


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撮影助手育成塾便り.Vol.13-48

『 露出計測講習 』


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 撮影助手育成塾第13期生の授業も48回目になりました。直接、技術を教える授業は今日が最後となります。その授業は“露出計測”です。
露出計測は、映像を構成する上でとても大切な作業です。光の明暗を露出計でコントロールするのですが、実に簡単な作業でありながら、極めていくとどんどん難しくなっていく作業なのです。デジタルキャメラやスマートフォンなどで簡単に写真が撮影できる時代ですが、それは素人が写真を撮っているレベルの話。私たちプロは映像を作ると言います。言葉の通り、思い描いた映像を、照明機材を駆使して作り上げていくのです。露出単体を考えた時、数時間の講習で覚えられるレベルではそれほど難しいとは感じないでしょう。しかし、撮影に関する様々な事柄が合わさってくると途端に難しくなり、実際の撮影ではどの露出にすれば良いのか決めることに勇気がいります。露出の計測は、撮影助手の中でも一番上に立つチーフアシスタントが行います。それは、露出の計測には長い経験と知識が必要だからです。しかしながらデジタル撮影が主流の今日では、モニター画面で露出を決める人も少なくありません。特にテレビなどのビデオ関係で仕事をされてきた方たちは露出計測という概念はなく、モニターに映る映像だけで露出を決めてきたこともあり、露出計で光を整えていくという事は出来ないようです。フィルムで育ってきた人たちにとっては当たり前のように行われてきた露出計測ですが、新しいデジタル技術は、露出計測を必要としなくなってしまいました。では、本当に露出計測は必要ないのか? そうではありません。 必要なのに行わないのは、ただ出来ないのです。今後、技術を覚える場が少なくなっていく事が予想されます。   
 撮影助手育成塾では、失ってはいけない技術は出来るだけ教えていきたいと考えています。今日1日で覚えられるものではありませんが、今日の授業でこれからどのように勉強していけば良いのか、どこに注意して現場で勉強すれば良いのか、分かってくれたことと思います。自分なりにしっかりと覚え、その技術を次の世代に教えてくれることを願っています。


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1309.jpg 2月 18日授業レポート   育成塾13期生

 今回は最後の技術講習として露出計の使い方を教わりました。測ることはすぐにでもできるけれど、目を養うことは経験を積むことでしかできない、とても奥の深い技術であることを痛感しました。正直なところ、どうすれば思い描いた絵を収めることができるのか、まだ想像と技術がつながっていません。でもそのためにどう考えていけばいいのか、どう測ればいいのか基本的な部分は今回の授業でつかむことができました。これからできることは、いろいろな光の環境で、どうすればどう仕上がるのか、実験を重ねて自分のデータを蓄積していくことだと思いました。やっと手に入れたスポットメーターも持ち歩いて、目感を養っていくことを日常的にやっていこうと思います。撮影の絵づくりに大きく関わる技術を学ぶことができ、とても楽しい授業でした。


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