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撮影助手育成塾便り.Vol.14-03

『 キャメラマン講義:藤澤 順一・上野 彰吾 撮影監督 』


藤澤順一 撮影監督 本日の授業は先週に引き続き、「キャメラマン講義」です。 今回講義をして頂いた方は、
『八日目の蝉』 『舟を編む』を撮影された、藤澤 順一 撮影監督と、『愛を積むひと』 『時をかける少女』を撮影された、上野 彰吾 撮影監督のお二人です。
 初めに講義して頂いた、藤澤 順一 撮影監督は、撮影部として第一歩を踏み出したばかりの塾生たちに、自身の経験を話しながら、その中から得て来たこと、感じて来たことをアドバイスしながら、撮影部として、そして撮影監督を目指す上で必要な心構えを教えてくれました。塾生からは、藤澤氏の作品を見た感想を踏まえながら、その時どのような考えで映像を作っていたのかを質問、藤澤氏は丁寧に撮影意図を説明していました。なかなか撮影監督からこのような話を聞く機会はありませんので、塾生たちも貴重な話が聞けたことでしょう。
上野彰吾 撮影監督 次に講義して頂いた、上野 彰吾 撮影監督は、ご自身のキャメラマンとしてのステップアップへとつながった作品、『草の上の仕事』(1993)の16ミリフィルムによる上映をしてくださり、作品を作っているときのエピソードから映像の意図など様々な話をして下さいました。
お二人の話は、これからキャメラマンを目指していくのに大切な、『チャンスを生かす』 『チャレンジすることを忘れない』、そんな気持ちを強く持ち、向上心を持って育成塾で学んでほしいとおっしゃっているようでした。
 誰もが必ずしもキャメラマンになれるわけではありません。塾生も含め、毎年多くの人が撮影部となっていきますが、キャメラマンになれるのは一握りと言ってもいいでしょう。そんな世界に挑戦する塾生たちを応援するかのように教えてくださったアドバイスを、塾生は忘れないように頑張ってほしいと思います。


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1409.jpg4月29日授業レポート   育成塾14期生 新藤 早代

 第3回の講義では、映画、『ぼくたちの家族』や『舟を編む』などの撮影を担当した藤澤キャメラマン、そして映画『ぐるりのこと』や『渚のシンドバッド』などの撮影をした上野キャメラマンのお二人がキャメラマン講義をして下さいました。
 藤澤さんは私たち1人1人の質問を受けて、1つ1つ丁寧に答えて、教えて下さいました。その中でも1番印象に残っている言葉が、「映画は1つになっているようで、1つになっていない」という言葉でした。人間が人間を作ってつくり上げる芸術の中で、その言葉は1つの真理のようで胸を打たれました。また、そんな中で作り上げられた「映画」という芸術が完成するのは、とっても素晴らしいことで、同時に本当の意味で完成することはとっても稀有なことがあるんだなと感じました。
 上野さんは、自分自身が撮影した自主映画 『草の上の仕事』という映画をフィルム上映して下さいました。その作品の中で、上野さんが「プロだからできること」という、ある意味で “正” とされている枠を越えた自分のキャメラマンとしての挑戦という強い力を感じました。「知っている上でやらないこと」と「知らないからやらないということ」はまったく違うということを忘れてはいけないと感じました。全部知りたいと思いました。早く現場に出て、撮影の中で1日を終えたいと思いました。

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撮影助手育成塾便り.Vol.14-02

『 キャメラマン講義:兼松 育成塾塾長・林 淳一郎撮影監督 』


兼松 熈太郎 塾長 撮影助手育成塾14期生の授業が本格的に始まりました。初めての授業は「キャメラマン講義」です。この授業は、日本映画撮影監督協会に所属するキャメラマンから、ご自身が担当した作品の事や、助手時代から今に至るまでの話、キャメラマンになるまでにどのような勉強をすればよいのかなど、これからキャメラマンを目指す塾生たちに様々なアドバイスを教えてくれる、JSCならではの授業です。
 今日の講師は、撮影助手育成塾の塾長で、日本映画撮影監督協会の理事長も務める、兼松 熈太郎 撮影監督と、『リング』『あなたへ』など数多くのヒット作品を撮影された、林 淳一郎 撮影監督のお二人です。
 午前中に講義をしてくださった兼松 塾長は、撮影助手育成塾を立ち上げた方です。後進の育成、貴重な技術の伝承など、今後日本の撮影部にとって課題となる人材育成に着目し、「自分たちの助手は、自分たちで育てよう」と声を上げたのが始まりで、この撮影助手育成塾を開塾することになりました。人材育成に熱心な兼松塾長は14期生たちに対し、塾での1年間、どのように学んでいけば良いのか、様々なアドバイスをしてくれました。13年間塾生たちを見て来た塾長ならではのアドバイスです。年50回の授業ですが、それ以上に塾生自身が積極的に行動することによって、多くの事が学べるというアドバイスをしてくれました。ただ教えてくれるのを待っているだけではいけない事を、塾生たちは理解してくれたかどうかはこれからの行動で分かるでしょう。 些細な事が大きな差となって1年後に表れてくるかもしれない事は忘れないでほしいです。
林 淳一郎撮影監督 午後の講義は、林 淳一郎 撮影監督です。林氏は人材育成にも熱心な方で、毎年育成塾でも講義をしてくださっています。今回も塾生たちにとって初めての授業という事で、専門的な撮影に関する話は避けて、塾生たちが興味深く聞けるような話をしてくれました。何と言っても撮影部は技術パートです。専門的な言葉にはまだ触れていない塾生たちです。踏み込んだ話をしていけば、専門用語や技術用語などのほとんどが理解出来ないでしょう。 その辺りを気遣い、興味を持ちやすい内容で話してくれているのが分かります。 これから色々なことを学び、撮影部の事も理解した頃にもう一度お話を聞けたなら、きっとさらに踏み込んだ面白い話が聞けるでしょう。撮影助手育成塾ならその機会はあります。 塾生自身が、待つのではなく、積極的に行動しその機会を見つける努力をしてくれることを期待しています。


撮影助手育成塾


1413.jpg4月22日授業レポート   育成塾14期生 髙原 柚佳

 午前の兼松塾長による講義では、助手時代の仕事の話や、実際にあった出来事の話などを通して、助手になるうえで大切にしていくべきこと、特にこれから心がけていくべきことなどを教わった。健康、体力、清潔さ、そして何よりも挨拶は大事にするべきとのことだった。挨拶は仕事の出来、不出来に関わらず重要視される為、特に気を付ける必要がある。また、自信を持てるものを作ること、主張することの大切さも感じる講義だった。それを主張することで、自分の存在を覚えてもらう一つのきっかけとなり得ることもあるからだ。色々と不安に感じて、得意だと言って出来なかった時のことをつい考えてしまいがちだが、実際に行なってみなければ結果は分からないのだから、出来る可能性がゼロでないのであれば、得意であると主張できる勇気をこれからは身に付けたいと思った。
 午後の林 撮影監督による講義では、ご自分が撮影の道に入った経緯や経験を通してのアドバイスを頂いた。自分なりのこだわりをこれから見つけていってほしい。その為にも様々な作品を見て学び、日常にある風景、出来事など周りを見て記録し、何が好きなのかを探していくことが大切であるとのことだった。スクリーンで上映することを前提とされた作品は、その大画面に耐えられるように撮影されているものだから、出来る限りスクリーンで見るようにとのお言葉も頂いた。確かにその通りであると感じ、今まであまりスクリーンで見られていなかったことを後悔した。
 この日の講義の中で、様々な作品名が登場したが、見たことのないものも多かった。自分のこだわりを見つけていく為にも、この日出た作品も含めて、きちんと見ていきたいと思った。

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撮影助手育成塾 第14期生 入塾式

『 撮影助手育成塾 第14期生入塾式 』


14-01-01.jpg 2017年度撮影助手育成塾第14期生の授業が、本日から始まりました。将来のキャメラマンを目指す彼らは、これから1年間をかけて撮影助手になるための授業へと挑むことになります。デジタル技術の広がりにより、撮影現場の形態も変わりつつある撮影部の世界です。14期生が卒塾する頃、どのような変化が訪れるのか分からない今日です。撮影助手育成塾はプロの撮影部が所属する日本映画撮影監督協会が運営しています。撮影部からの様々な意見が集まる場というメリットを生かし、授業もその時の現場に合わせた内容に変えながら育成を行っています。撮影助手になるために必要な事は技術だけではありません。人とのコミュニケーションがとても大事になってきます。今年集まった14期生たちは同期として、またライバルとして1年間切磋琢磨し合いながら成長することでしょう。また、授業を通して出会う人たちとは、今後仕事上においても大切なつながりが出てくる人たちばかりです。これらの出会いを大切にしながら頑張ってくれることを望みます。
 インターネットなどの映像コンテンツの増加に伴う作品制作数の増加は、助手の不足という事態を招いています。撮影部からは、撮影助手育成塾の塾生は即戦力になると注目されています。その期待に応えられるよう、50回の授業を頑張ってほしいです。。


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1404.jpg4月15日授業レポート   育成塾14期生 井上 滉貴

 入塾式では撮影に関わっている方々の話を直接聞くことができすごく勉強にもなりましたし、プロとはどういうことで何を常々考えなければならないのか今まであまり考えてこなかったことがこの入塾式でのあいさつを通して学ぶことができました。

 一年間(50回)の授業は自分にとってとてもためになるものにしたいです。 そのためには一回一回の授業で何を吸収できるかがすごく大切になってくるので授業以外での予習、復習をしっかり行い自分が相手に説明できるまでになりたいです。
 そしてなにより撮影監督の講義は今からとても楽しみです。 映画の撮影とはどういうことで誰が何を担うか、そしてどのようにしたらよい映画が撮れるのか、常に心掛けていること、自分の画のこだわりなどたくさんのことを吸収したいと思います。
 また映画の世界はコネクションがすごく大事になってくるのでたくさんの方々に顔と名前を覚えてもらえるよう一つ一つの出会いを大切にしていき人脈を広げていきたいです。
 これから一年間、精一杯がんばりますのでどうぞよろしくお願いします。

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