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撮影助手育成塾便り.Vol.14-16

『 機材講習:ARRI 435・4回目 』


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 9月に行われる撮影実習合宿に向けて、現場での作業を学ぶ実践的な講習が始まっています。撮影の現場は様々な場所で行われるため、重い機材をどんな場所でもセッティングしなくてはなりません。本日の授業は『機材講習』、現場を想定したキャメラのセッティング方法の講習です。
ただキャメラを置くだけではなく、キャメラマンが撮影しやすい様に、キャメラが倒れることなく安全な形でセッティングするには、経験と技術が必要です。育成塾ではJSC青年部の先輩から、現場に即したセッティング方法を教わります。キャメラマンの指示する場所は平らで安全な場所とは限りません。ロケーションともなれば、街中や室内と様々な場所で行われます。また、足元がコンクリートのように安定した場所だけではなく、山の中や畑のような不安定な場所、川や海のような水の中などもあり得ます。多くの場合、撮影助手は現場に着いてから初めてどのような場所かを知ることとなります。事前にキャメラマンや撮影チーフから情報を得ていますが、実際に目にするのは現場に着いた時となるのです。ベテランともなれば一目見ただけでどのようにセッティングするのかを判断し、どのような道具が必要で、どのような手順でセッティングするかを頭に思い描き行動します。セッティングに決まりごとはありません。撮影助手それぞれの方法で行いますが、大切な注意点は沢山あります。基本的にはキャメラが安全であることが第一で、倒れたりしてキャメラを壊しその後の撮影に支障が出てしまうようなケースは避けなくてはいけません。なかなか難しい事ですが、撮影助手であれば出来なくてはならない技術です。先輩方から様々な事を教わり、多くの経験を積みながら身につけて行く技術なのです。育成塾は先輩方から直接この技術を学べる場所で、実際のキャメラを使いながら実体験が出来ます。もちろん学んだからと言ってすぐに実践できるものではありませんが、指導を受け、体験をしていれば上手く出来なくとも慌てることなく作業につけることでしょう。
今日の授業も熱心に取り組んでいた塾生たちが、9月の合宿でどこまで成長するか楽しみです。残り少ない合宿までの授業で、1回でも多くの練習をし、自分の体で覚えてくれることを期待しています。


ナック イメージテクノロジー


1402.jpg7月29日授業レポート   育成塾14期生

 ナックさんでARRI435の実習を行いました。反省ばかりの実習でした。何の考慮もなく、行き当たりばったりになっていたことが恥ずかしいです。次回はお盆明けになりますが、今度こそ習ったことをしっかり実践できるように取り組みたいと思います。
 今回は撮影のための準備・機材移動も行いました。マグライナーを使って必要な機材を安全に効率よく運ぶこと、現場に着いた後のセッティングの流れを学びました。一つ一つの作業において、事故や二度手間を防ぐため中途半端にしないこと、作業を始めた者が責任を持って最後まで行うことの大切さを教えて頂きました。
 午後は屋内に戻って機材チェックの練習をしました。レンズチェックにとても時間がかかってしまったのですが、チャートの位置や距離の測り方等で毎回時間をとってしまったためと思うので、次回はもっとスムーズに行いたいです。

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撮影助手育成塾便り.Vol.14-15

『 機材講習:ARRI 435・3回目 』


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 機材の取り扱いが出来れば撮影助手になれる訳ではありません。なぜなら、キャメラ機材だけならアマチュアの方でも取り扱える人はいるでしょうし、興味のある人なら意外と簡単に覚えられるからです。それでは撮影助手になるために大切な事とは何か。育成塾ではその事を分かってもらうため、プロの現場に近い授業を行っています。
 本日の授業も“ARRI435”の機材講習です。今回はプロの撮影助手が撮影前に行う“機材チェック”のやり方を中心に教えました。機材チェックとは、撮影本番に向けて機材を確認する重要な作業です。借りて来た撮影機材が現場で使用できないなどということは、あってはならない事です。現場に持って行く前に借りる機材をすべて確認し、把握しておく必要があります。撮影助手は、どのような撮影が行われるのかを事前に確認し、現場で使用する機材を撮影に合わせたセッティングに仕上げておく必要があります。我々が借りる撮影機材は大変高額になることが多いので、あれもこれもと借りる事は出来ません。このセッティングはそういった意味でも大切な確認ということになります。機材チェックでの作業には一つひとつ意味があるので、授業ではその意味を教えながら進めています。
少しずつ厳しくなってくる授業内容に、塾生たちも感じ始めているでしょうが、ただ機材が扱えるというだけではだめで、撮影内容や撮影時の状況など様々な事を考えに入れてセッティングするには、多くの経験が必要になってくるのです。他にも撮影助手に必要な事はたくさんあり、入塾以来、塾生たちに教え伝えています。例えば「声を出す」「確認しあう」など、簡単な事のように思えますが、実際にちゃんとできている塾生は少なく、卒塾までに出来る様になるか心配なところですが、9月に行われる合宿でどこまで変わってくれるか、期待したいです。
撮影助手から撮影監督になるまでの長い道のりで挫折してしまう人は多くいます。小さな事だと思うことなく、講師の教えを忘れずに、立派な撮影監督になってくれることを望みます。


三和映材社


1404.jpg7月22日授業レポート   育成塾14期生 井上 滉貴

 本日はARRI 435の3回目の実習でした。機材チェックでは機材を借りた状態をしっかりと把握し、機材に問題はないかなど助手が責任をもって行わなければならない。
 そのためには授業の時から率先して確認をし、また今日の撮影はどのような撮影なのだろうと考えることによって助手になった時に困らなくなると思うので、そういったことも考えながら授業に臨んでいきたい。
 またいつまでも受動的になっているのではなく能動的に自分のやり方を模索しながら行っていかないとこのままでは自分のペースで物事を進められないと思う。マイペースに物事を行うのではなくて速さと正確性。
 また声を掛け合うなど初歩的なことがまだ自分はできていないのだと実感した。当たり前のことをいかに正確に行っていくことかは助手にとってすごく大切だと思うのでそういったところをおろそかにしないようにしたい。
 合宿まであまり時間がないので一回一回の授業を大切にしながら頑張っていきたい。

文化庁 次世代の文化を創造する新進芸術家育成事業

撮影助手育成塾便り.Vol.14-14

『 機材講習:ARRI 435・2回目 』


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 撮影助手育成塾14期生たちの授業も本日で14回目となりました。本日も9月に行われる“撮影実習合宿”に向けての“機材講習”の授業。暑さ厳しい日が続いていますが、塾生たちも熱く頑張っています。
 今日の授業から、撮影助手の実践的な作業が加わりました。まずはキャメラの運び方からです。撮影助手は三脚に立てられたキャメラを現場で運ぶことは大切な仕事の一つとなりますが、フル装備でのキャメラは重量が30キロを超える場合もある大変重い機材です。キャメラを担いで移動するのですが、これにはちょっとしたコツがあり、ただ力任せに担いでいては体を壊します。重いキャメラ機材の重量移動を上手く利用して、バランスよく肩に乗せるのがコツなのですが、実際に行ってみると大変難しいもので、たいていの場合、力任せに持ち上げてしまいます。これでは力のある男性はなんとか出来てしまうでしょうが、非力な女性では無理です。しかし、撮影の現場で助手として仕事をする以上、女性だからと言って作業が変わるはずもありません。ところが、現在の撮影現場では多くの女性撮影助手が活躍していることで分かるように、正しい作業方法を身に着ければ、非力な人でも決してできない作業ではない事を証明しています。先輩の指導の下で正しい作業方法を学ぶことが大切でしょう。今回の授業でも、14期生の女性陣はなんとか担ぎ上げていました。もちろんまだキャメラに振り回されていますが、何度も練習を重ねれば上手くなるので、合宿まで頑張ってほしいです。
 実践的な作業を学んだ後、先週に引き続き、 ARRI435キャメラの練習です。先週初めて学んだキャメラでしたが、ARRI3型キャメラで学んだ事がそのまま生かせることもあり、1週間経ってはいますが、ちゃんと取り扱うことが出来ていたのには感心しました。フィルムキャメラの取り扱いには技術が要ります。ベテランの撮影助手はまさに職人のようで、細かな指先での作業を見せてくれます。それは何度となく繰り返し行う作業で身につけて来た技術で、簡単に身につく技術ではありません。14期生たちも、育成塾の恵まれた環境の下で、合宿までに機材と作業を体で覚えられるように、頑張ってほしいです。


ナック イメージテクノロジー


1408.jpg7月15日授業レポート   育成塾14期生 熊谷 笑

 今回は2回目のアリフレックス機材講習でした。 午前はカメラの運び方を学びました。力も大事ですが、足、腰を上手く使うことと、カメラを自分の方へ傾けて持ち上げることによって、重いカメラも担げるコツを知ったので、安全に運べるようこれからも練習したいです。カメラを2人組で運ぶ作業は声をかけ合うことと、次に自分が何をしたらいいかを考えてやる事がとても大事だと思いました。午後は、カメラにマガジンをつける作業をし、私はフィルムのパーフォレーションを欠いてしまう失敗をして迷惑をかけてしまったので、同じ失敗を絶対しないように、確認を正確に慎重に行っていきたいです。



文化庁 次世代の文化を創造する新進芸術家育成事業

撮影助手育成塾便り.Vol.14-13

『 機材講習:ARRI 435 』


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 本日の授業も“機材講習”です。 講習する機材は、前回まで練習していたARRI 3型キャメラからARRI 435キャメラに変わりました。ARRI 435キャメラは、3型キャメラの後継機として作られたキャメラで、形も用途も同じと言って良いキャメラです。塾生たちには3型に似ている分、扱いやすいキャメラでしょう。3型キャメラも、435キャメラも低速回転からハイスピード回転まで想定して作られているキャメラで、使用用途が広い事が特徴です。ハイスピード撮影を想定して作られているため、キャメラのモーターによる走行音がするので、映画のように役者のセリフを録音する撮影には不向きですが、音声などを考えなくても良い撮影では、軽量コンパクトなキャメラ本体の作りと合わせて、撮影時には大きな威力を発揮します。実際に現在でも多くの現場で使用される事からも、性能の良さが分かると思います。
 撮影助手育成塾では、9月に行われる、撮影実習合宿授業で、今回のARRI 435キャメラを使用しています。デジタルに比べて少なくなったフィルム撮影ではありますが、まだまだフィルムによる撮影は多く行われており、それらの撮影で使用される435キャメラを覚えられることは、塾生たちにとっては大きなメリットとなるでしょう。初めに書いた通り、435キャメラは3型キャメラの後継機ということで、形も似ており、共通する部分も多いことから、塾生たちは取り扱いが出来たのではないでしょうか。体で慣れ親しむことは、形が変われども意外と対応が出来てしまうものです。まだまだ手つきは「素人に毛が生えた」と言ったところですが、確実に成長した部分も見え始めています。とにかく回数を重ねるように練習し、自分のものにすると良いでしょう。そうすれば大きく形の変わったキャメラであっても、臆することなく扱うことが出来るでしょう。
来週からは機材に加え、いよいよ本格的な助手の作業も加わってきます。気を引き締めて練習を重ねてほしいです。


三和映材社


1402.jpg7月29日授業レポート   育成塾14期生

 三和映財社さまで、ARRI35の機材実習を行いました。今もよく現場で使われているカメラであり、育成塾の合宿でも使うと伺い、実習を楽しみにしていました。
 これまで練習してきたARRI IIIと比べ、サイズがやや小さい分、カメラ内が狭く、フィルムを持つ手を動かしづらかったです。一方で、ARRI IIIの時よりも、フィルムがかかった時の手応えや、きちんとかかっているかの目視確認は行い易いように感じました。フィルムを装填する際のフィルム端の処理一つとっても、機材の仕様に合わせて、合理的で最適な方法が考えられており、一つ一つしっかり身につけたいと思いました。一度、フィルム装填からフィルムかけの作業を通して行いましたが、その際、マガジンを乗せた段階でループをしっかりカメラ内に収められず、フィルムを噛ませてしまったことと、いくつか手順を間違えたことが反省点です。今回の実習全体を通し、先生方や班のメンバーにも助けて頂きながら、どこが分かりづらいかのポイントを押さえて練習できたと思いますので、次回までに復習し、安全にスムーズに作業を完遂できるようにしたいです。
 気を抜かず、時間を無駄にせず、次回の実習にも臨みたいと思います。

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撮影助手育成塾便り.Vol.14-12

『 機材講習:ARRI3型・2回目 』


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 本日の授業は先週に引き続きARRI 3型キャメラの「機材講習」です。そろそろ機材にも慣れてきたことと思いますので、今日は機材管理と共に、最も重要なフィルム管理についても学びました。
 代表的な35ミリフィルムは、400ftと1000ftフィルムの2種類が販売されています。このフィルムは映画の製作では何万フィートも使われるわけですが、このフィルムの管理は撮影助手に任されています。膨大な尺数のフィルム管理は実に大変な作業で、間違いは許されません。特に撮影されたフィルムは、作品のすべてと言っても過言ではありません。未撮影のフィルム、撮影されているフィルムの情報を分かるように記録していくのが助手の仕事で、それらの記録を間違えてしまうと、最悪の場合、撮影されたフィルムがダメになってしまうことすらあります。今回の授業で塾生たちが学んだのは、撮影部の中では『帯』『キャプション』などと呼ばれているフィルムデータを書き込んだものです。テープに書かれた短い記録なのですが、何万フィートも使用されるフィルムの管理にはとても重要になります。撮影部が代々受け継いできた記録方法で、撮影部には一目でわかる方法で書かれています。まだ現場経験のない塾生たちなのでどのぐらい重要な物か分からないでしょうが、デジタル撮影が主流となった現在では、その書き方や意味をよく理解していない撮影助手も増えており、いざフィルムの作品に就いたときに苦労する助手も少なくないと聞いています。フィルム撮影技術を基本として教えている撮影助手育成塾では、このような技術も次の時代へつなげられるように教えています。
 三回にわたって練習したARRI 3型キャメラも、一昔前のキャメラということで、今は撮影に使用される機会はなくなってきていますが、フィルムキャメラは古いキャメラであっても、今のフィルムと性能の良いレンズとの組み合わせで、新しいキャメラと同じ映像を撮影することが出来ます。そのため、作品によっては古いキャメラで撮影されることもあるのです。育成塾生たちは、完璧とは言わないまでも、ARRI 3型キャメラを取り扱うことが出来る、数少ない撮影助手となるでしょう。“ARRI 3型”の講習は今日が最後ですが、この三回で学んだ事を忘れないでほしいです。


ナック イメージテクノロジー


1403.jpg7月 1日授業レポート   育成塾14期生 井手上 千夏

 今日の機材講習の内容は、缶票と帯の書き方、レンズの取り外し・受け渡しの方法、二人一組になってカメラのセットアップをしました。
 缶票は、現像所にフィルムを出す際に撮影済が入っている缶に貼るもので、フィルムタイプや現像方法、ラッシュが要るか要らないかを、書きます。 フィルムについての情報だけでなくマガジンナンバーや、カメラナンバーを書く欄もあり、事故が起こった際に、原因を追究するのにとても大事な情報になります。 フィルムについては、まだなんとなく理解している部分が多い事に気付きました。
 ズームレンズはとても重いので、取り外しの際は特にマウント部分に注意して扱う必要があり、レンズの軸がずれてしまうと、ズームした時に中心がずれてしまうので、ズームレンズをつける時は、特に注意したいです。
 ズームレンズに400 f tのマガジンをつけて、カメラを担ぐ練習をしましたが、予想以上に重く上がりませんでした。カメラが重いのは、十分わかっていましたが、自分に体力がないという事に気付きました。1000 f tマガジンになると、もっと重くなるので、合宿までに体力作りを頑張りたいです。

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