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撮影助手育成塾便り.Vol.卒塾式

『 撮影助手育成塾 第14期生 卒塾式 』

14期生卒塾式

 撮影助手育成塾 第14期生たちがついに卒塾を迎えました。昨年の4月に開講して1年、撮影に関する事を何も知らずに入塾して来た者が多かった14期生でした。最初は何を教えるにしても初めての体験という事もあり、全体に一歩引いた様子でいましたが、授業を重ねるうちに少しずつ理解を深め、授業を楽しみ出してきたのが9月の合宿頃だったように思えます。誰もが口を揃えて「楽しかった」と言っていた合宿は、初めて本格的に撮影を体験する場でもあり、教えていた我々にも緊張が伝わってきたのを覚えています。14期生たちは撮影に関する知識が何もなかったせいか、吸収は速かったようです。よく言われる事ですが、なまじ余計な知識を覚えている人は、現場と変わらない教え方に戸惑うようです。同じ作業でもやり方は人それぞれで、どれが正しいとは一概には言えません。自身の経験から導き出したより良い作業を、それぞれの撮影助手は行っています。撮影助手育成塾は可能な限り多くの撮影助手からそれぞれのやり方を教えるようにしています。それぞれの助手から教わった中で、自分に合った作業方法を身につけて行くことが、結果として安全な作業となることを経験しているからです。こうした授業は、予備知識の乏しい人にはとても効果的で覚えやすい環境と言えるでしょう。合宿が楽しかったと言っていた塾生たち、作業を楽しめる余裕が合宿中に出て来たことも、授業を純粋に受け入れて行ったからでしょう。
 すでに多くの塾生が現場を経験していますが、明日から本格的に助手としての人生が始まります。この1年で得られた技術は一人前の撮影助手と言うには程遠いものでしょう。しかしこの1年で撮影助手としての心構えはしっかりと解ってくれたと思います。助手としてのスタートはまずは心構え、それに尽きます。それさえ分かっていれば技術はすぐに向上します。人と人とのつながりの大切さを分かった今、まずは14期生という仲間とのつながりを大切に切磋琢磨してほしいと思います。
 1年間お疲れ様でした、次は現場で会いましょう。

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撮影助手育成塾便り.Vol.14-50

『 卒塾にあたり:兼松 塾長・JSC青年部 』

兼松 塾長
 ついに撮影助手育成塾第14期生たちの最後の授業となりました。今日は兼松塾長の話と、先輩撮影助手からこれからの様々な事についてアドバイスをして頂きました。
 兼松塾長は塾生たちの1年間を振り返りながら、これから仕事をしていくうえで、自分なりに目標をしっかりと持つことが大切であり、あきらめないこと、頑張って続けて行けば、必ず良い結果が出る、そして特に大切な事は「仕事を楽しむこと」だと話してくれました。多くのスタッフと共に作業を行う撮影現場で、仕事を楽しめるようになるまでには苦労の連続だと思いますが、14期生という仲間も出来、共に声を掛け合い、助け合いながら頑張っていくようにアドバイスを送りました。
JSC青年部 午後からは先輩撮影助手から、経験に基づいたアドバイスをしてもらいました。時代によって撮影助手の仕事も変化しています。これから現場で活躍していこうとしている塾生たちには、今、撮影助手として活動している先輩のアドバイスは役立つものです。
撮影部は特殊な仕事と言えます。特にフリーランスで活動するには撮影の技術だけでは続けて行くことは難しいでしょう。多くの方は撮影の技術を身につけさえすれば何とかなると考えていますが、技術を持っていても仕事の依頼が来なければ、当然生活は成り立ちません。しっかりとした目標を持ち、そのための勉強を助手の時にしなくてはいけないでしょう。どのような内容を勉強するかは、自身が持つ目標で違ってきます。勉強をしていく中で、目標を変える事もあるでしょう。興味を持って取り組めることが大切で、その対象を変える事は問題ありません。ただ流れに任せて何となく仕事を続けて行くと、時間だけが過ぎ、何の結果も生み出せない事になります。兼松塾長も言っていましたが、撮影助手育成塾は撮影監督と助手が集まる団体、その撮影助手育成塾塾生であった事は大きなメリットです。「共に働く仲間を育てたい」そんな思いで始まった育成塾。卒塾したら同じ仕事をする仲間として、きっと助けになってくれるでしょう。塾生であるメリットを生かし、頑張ってほしいです。塾生である期間は1年間でしたが、1年で終わらないのが撮影助手育成塾のよいところですから。

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撮影助手育成塾便り.Vol.14-49

『 キャメラマン講義:田中 一成・坂本 誠吾 撮影監督 』

田中 一成 撮影監督 本日の授業で14期生49回目の授業になります。次週で最後の授業になるという事で、最後のキャメラマン講義となる今回は、卒塾していく塾生たちに応援の気持ちを込め、将来のアドバイスをして頂きました。
午前の講義は昨年末公開された、『探偵はBARにいる3』を撮影された、田中 一成 撮影監督です。田中氏は間もなく現場へ入って行く塾生たちに、助手時代をどのような心構えで過ごしていけば良いのかを、自身の経験から学んできた事を踏まえて話してくれました。今でこそインターネットなどの映像コンテンツが増え、映像作品が多く作られる時代になっていますが、一昔前は作られる映像作品は映画かテレビに絞られていました。決して多くない制作本数の中で撮影助手として活動を続けて行くことは大変な時代だったのです。その中で、人と同じことではいけないと考えて、様々な事を学び経験してきたそうです。時にはアメリカに単身勉強に行き、そこで行われている撮影システムを学び、その経験を生かした自分なりのスタイルを作り上げて来たそうです。これから始まる長い助手としての活動の中で、撮影助手の仕事をしっかりとこなしていくのはもちろんですが、キャメラマンとして人に見せる映像を撮影するにはどうすれば良いのか、それを経験の中で見つけて行くことの大切さと方法をアドバイスしてくました。
坂本 誠吾 撮影監督 午後の講師は、広告やTVCMなどで活躍されている、坂本 誠吾 撮影監督です。坂本氏も助手時代の長い期間、ハリウッドで撮影助手として活動してきた経験の持ち主です。長いアメリカでの経験の中で、日本とアメリカの多くの違いに驚いたそうです。中でも映像を作る上で大切なコミュニケーションをアメリカの撮影監督は重視し、自分が撮りたい映像を撮影する為に撮影監督は、スタッフに細部にわたり説明する事を大切にするそうです。自分の思い描く映像を撮るには、スタッフが一丸となって行動しなくてはなりません。それには絶えずスタッフとコミュニケーションを取り、自分の思いを理解してもらう必要があり、そのためにはしっかりと自分のプランを立てておかなくてはなりません。それには何を学びながら撮影助手時代を過ごしていけば良いのかを教えてくれたように思います。
お二人の話を聞くと分かります。撮影助手として活動する時間は貴重な時間であり、そこで何を学び取って行かなければならないか。今日話を聞いた塾生たちは分かってくれたと思います。1日でも早く撮影監督となるために、今日の講義を思い出しながら今後の活動を頑張ってほしいです。

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1404i.jpg3月17日授業レポート   育成塾14期生 井上 滉貴

 本日は田中一成撮影監督、坂本誠吾撮影監督にお世話になりました。
 田中一成さんの講義で感じたことはやはりただ仕事をしているだけでなく、常に周囲に気を配って自分に今、何が求められているのかを瞬間的に判断する能力を養っていかなければならないと思った。このことは普段から気をつけて周囲を確認していればできることなのでそうしていきたい。
 午後の坂本さんはアメリカで10年間勉強をしてきたことや今現在、アメリカで使われている機材のこと、現状などをお話ししてくださいました。
 「仕事を楽しんでいるか?」 このことがすごく大切なのだと改めて実感した。どんな仕事だろうと楽しんで行っていかないといい結果は出せないし、今自分が踏み入れようとしている世界はクリエイティブな仕事が故、自分が楽しんでいないと人を魅了するような作品は決して作れないと思った。また、お金も時間もたっぶりある場合、そこでセンスが分かり、面白くなかったら次からは使ってもらえない、バッサリ切るというところもアメリカならではの考え方で面白いなと感じた。自分だったらそれだけの予算と時間があったらどのような作品を作るか考えるだけでワクワクした。
 本日で実質最後の授業だったが、最後がこのような講義で終われてとても良かったし、これからの課題が見えてきました。最後に映画は人を魅了する総合芸術なのだと改めて実感しました。

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撮影助手育成塾便り.Vol.14-48

『 露出計測の講習 』

14-48
 早いもので、撮影助手育成塾14期生の実技実習は本日が最後の授業となりました。1年間様々な実技講習をしてきました。35ミリフィルム機材、デジタル機材、フォーカス特講など、撮影助手になるために多くの事を学んできました。そして今日最後に学んだ事は、撮影者にとって自分を表現する為にはとても大事な『露出計測』の授業です。
 1月に露出計製造メーカー、株式会社 セコニックの方より露出計の事を学びましたが、今回は『露出計測』の仕方を私たちが初歩の初歩から教えました。
 今はスマートフォンなど手軽に綺麗な写真を誰もが簡単に撮影できる時代になりました。これはカメラが自動的に適正な露出を決めて撮影しているのですが、私たちプロの撮影者は、撮影前に細かな照明などの設計を立て、露出をコントロールしながら撮影します。技術の進んだ現代では、キャメラに任せた露出で撮影も出来ます。失敗もなく無難な映像がきれいに撮影できる時代です。しかしそこには撮影者の意思などが含まれるわけもなく、ただキャメラで撮影したにすぎません。
ドラマの内容に合わせた露出、より美しく見せるために工夫を凝らした露出設定、これらは撮影者であるキャメラマンが作り上げる事で、見ている人たちに感動を与えてくれます。フィルムをキャンパスに例えると、そこに絵を描き、色を染めていく画家がキャメラマンと言えるでしょう。
 この露出の計測には多くの知識を必要とします。それは経験の積み重ねから得られる知識です。今回の授業は、露出の計測が出来るようになると言うよりも、露出を計測するための初歩的な知識を学んで、これから始まる撮影部として学ぶ中で、自分を表現できるまでの知識を得るための準備段階として、授業を行いました。
露出は、今日一日の授業で分かるはずもありません。でも、授業が進むにつれて14期生たちの理解度は格段に上がりました。映像を作ることが好きである事、興味を持つ事が大きな成長につながることが分かります。いつの日か自在に露出をコントロールできるようになる事を期待させてくれる授業でした。

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1407o.jpg3月3日授業レポート   育成塾14期生 岡田 翔

今回は露出計測についての授業でした。チャートを使っての計測や狙った色を出す為の露出の考え方等を教えていただき、一眼レフで都度設定を変更しながらそれぞれの写真を見比べてみました。露出計測と言っても人によって考え方もやり方も違い、多くの経験が必要なことがよくわかりましたが、今回初歩的な知識でも頭に入れられたことは良かったと思います。自分なりの基準を作っていきたいです。



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