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撮影助手育成塾便り.Vol.11

『 機材講習:ARRI3型キャメラ 』

機材講習:ARRI3型キャメラ

 本日の撮影助手育成塾の授業は「機材講習」です。この授業は撮影機材を取り扱いできるように練習する授業です。今回練習に使用する機材は“ARRI 3型”35㎜フィルムキャメラ。古いキャメラではありますが、現役で使用されることもあるキャメラの一つです。
 機材講習授業の目的はキャメラの取り扱いと同時に、プロの撮影助手が安全に取り扱うために行っている作業や手順を覚える事も含まれています。撮影現場ではどのような不測の事態が起こるか分かりません。それを防ぎ、安全に進めるための作業手順があります。撮影助手によって多少の違いはありますが、安全のためのポイントは同じと言って良いでしょう。プロの撮影助手が行っている作業を見ているだけではさほど難しいようには思えないのですが、一つひとつの動作の中に隠されているポイントを一つひとつ説明しながら教えてもらうと、実に様々な事が分かってきます。危険を回避するポイントを覚えて行う作業は実に難しく、作業の手順の中に含まれるポイントをしっかり確認しなければならないのですが、どうしても忘れてしまうポイントが出てきます。また、作業の意味を考えないでいると、ミスに気づかないまま進行してしまい、結果、事故へつながります。
 撮影助手は漠然と作業を行っているわけではありません。行っている作業の注意点を理解して行っているため事故へはつながりません。教えてもらう作業とその意味が多く、覚えきれないのは現時点では仕方のない事ですが、今はまだ必要な作業のほんの一部しか学んでいないので、覚える事はまだまだ増えてきます。これから撮影実習の授業が続くので、一つずつ覚えながら、プロの撮影助手へ近づいてほしいです。

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15期生016月30日授業レポート   育成塾15期生 ミヤハラ マユ

 今日は、マガジンにフィルムをつめる練習を致しました。目で見ながらつめ方を教わり、慣れてきたらチェンジバックの中でつめる練習を致しました。手探りでの作業は、中々難しくフィルムが折れてしまったり、大変でした。また、先週の復習を兼ねて、マガジンにフィルムをつめる所からカメラにセットするまでの一連の流れを一人で行いました。1~10まで教えて頂いたことが、緊張していて出来なくなったり、本当にこれで合っているのかと不安に思うことが多々ありました。これから、フィルムを触る機会も増えていくと思うので、少しずつ不安要素をなくしていきます。

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撮影助手育成塾便り.Vol.10

『 機材の取り扱い方 』

機材の取り扱い方
 本日の撮影助手育成塾の授業は「機材の取り扱い方」です。15期生たちにとっては初めての実習となります。実際に機材に触れる授業がこれから続きますので、基本となる取り扱いはしっかりと覚えておかなくてはなりません。
 機材の取り扱いは人によって少しずつ違いがあります。教わった先輩のやり方で変わってくるのですが、基本的に注意しなければならない部分は同じなので、その部分はしっかりと覚えましょう。それ以外の部分では様々な作業方法があり、先輩の撮影助手たちは作業をする中で安全な方法を教わりながら自分に合わせたやり方を考えて行っています。人それぞれに違いがあり、必ずしも先輩の教えてくれる方法が自分に合っているとは言えません。背の高い人や低い人、手の大きい人や小さい人、それぞれ身体的な特徴があるため、同じやり方では上手く出来ない場合もあるのです。まずは多くの先輩からいろいろな方法を教わり、その中から自分に合った方法を見つけ出すのが良いでしょう。
要するにプロの撮影助手として安全で事故のない作業を行う事が大切で、そのためには基本的な事を忘れずに覚えておくことが肝心です。基本的な事とは、行ってはいけない事や、作業の手順を必ず守らなくてはいけない部分などです。それさえ守っていれば自分に合わせた作業を行うことが出来ます。今日の授業で使用したキャメラ機材は“ARRI3型キャメラ”でしたが、このキャメラならではの注意点があるように、他のキャメラにもそれぞれの注意点があります。それぞれのキャメラが持つ注意点をしっかりと押さえておけば、どのキャメラでも意外に同じような感覚で作業が出来るようになります。先ずはキャメラの取り扱いをしっかりと覚え、そして自分なりのスタイルを身につけられるよう頑張りましょう。
 初めてキャメラ機材の取り扱いを体験した15期生たちでしたが、緊張しつつも無難に機材と接していたように見えました。そして機材にも積極的に触れていく姿勢も見られ良い感触を受けました。その姿勢を大切に、早く一人前の撮影助手になれるよう、頑張ってほしいです。

ナック イメージテクノロジー


15-11-1.jpg6月23日授業レポート   育成塾15期生 オノダ コウタ

 今回の講義ではARRI三型の扱い方を学んだ。実際にカメラを用いての講義は初めてだったため三脚の扱い方、ヘッドの取り付け方から学んだ。普段の自主撮影に近い撮影などの時では大きくても中型の三脚で上に乗せるカメラも大重量なモノはあまり乗せなかったので、今回は大型三脚、そして上に約10kg近くあるフィルムカメラを乗せる想定で行った。教えてもらい実際にやってみると指摘された点は理にかなっている部分も多く実際の経験を感じた。いかに安全にすみやかに組み立てられるかということが求められる事を実感できたので、現場の環境も想定しつつ今後の講義にも取り組んで行きたい。
 ARRI三型に関しては、ある程度の構造を教えていただいた後にマガジンにフィルムを詰める班と三型にマガジンを取り付け撮影可能な状態に持っていく班に分かれた。今回の講義では自分は三型にマガジンを取り付ける班だった。三型を触ってみて、触っているうちに気をつけるポイントなど動作と共に内部構造も理解できた。ただまだ慣れが必要だと思うのでアクシデントなく確実な装填が出来るように慣れて行きたい。
 小さなアクシデントが何か起これば撮影したフィルム自体に現れる。デジタルの時代で生きてきた自分だからこそこの緊張感を忘れずに取り組み、デジタルでの撮影でもいい部分を持ち込んで行けたらと思う。

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撮影助手育成塾便り.Vol.09

『 キャメラマン講義:戸田 桂太・林 淳一郎 撮影監督 』

戸田桂太 撮影監督 本日の授業はキャメラマン講義です。午前中に講義をして頂いたのは、NHKの撮影部で撮影監督を務め、武蔵野大学で社会学部教授などを務められた、戸田 桂太 撮影監督です。
 戸田氏は、映画史の中でキャメラマンがどの様な歴史を刻んできたかを、当時の映像を交えて教えて下さいました。CG技術の発達した現在では、作れない映像はないと言われるほど進歩しています。私たちキャメラマンが撮影する映像とCGによる合成で、夏を冬に変えることなど難しいことではなくなっています。このような時代の映像に慣れ親しんでいる私たちも、映像を考えるより先にキャメラ機材や新しい技術に目を奪われてしまいます。100年前のキャメラマンはそれこそ何もないところから始め、人々に見せるための映像を研究してきました。一見すると古臭いただの映像に見えてしまう作品ですが、戸田氏はその映像を撮るためにキャメラマンが行っている技法を説明しながら、その時代から動画というものを意識したキャメラマンの技術を教えてくれました。これは今のCG技術全盛の時だからこそ必要な知識です。基本を知らずに作られる映像には、人に与えるインパクトは生まれません。昔のキャメラマンが動画というものをしっかりと理解して撮影していたように、たとえ合成映像であってもその知識は必要であることを忘れないようにしなくてはいけません。
林 淳一郎 撮影監督 午後の講義をして下さったのは、『リング』『あなたへ』などの作品を撮影された、林 淳一郎 撮影監督です。林氏は、主に撮影部を目指していく中で必要な心構えなどを塾生たちに教えてくれました。人は基本的に自分には甘く、どうしても楽な方へ動いてしまうものです。林氏は将来の自分を考えることなく、その時々に流されて行動しないように、実話を交えて注意するよう話してくれました。撮影助手の時代は、精神的にも肉体的にもきつい仕事が続くものです。誰もが早く上に行きたいと考えるのは当然でしょう。しかしキャメラマンの仕事は、誰もがすぐになれるような簡単なものではありません。助手として多くのキャメラマンや先輩たちの教えの中で一歩一歩成長していくものです。自主制作作品のように自分の思うままの構図で撮影し満足しているだけなら問題はないでしょう。しかし、プロのキャメラマンはお金を払って見に来てくれる観客に納得してもらえる映像を提供する義務があります。そのためには映像の組み立てはどのように行うのか、準備はどうするのかなど、全てを計算して作品作りに臨まなくてはいけません。助手時代はそれを学ぶ大切な時代なのです。誰もが知っているように、映画は撮影部だけで作るものではなく、多くのスタッフと共に作り上げていくものです。大勢のスタッフに信用されるようになるために、今日の林氏のお話を覚えておくと良いでしょう。

撮影助手育成塾


1507.jpg6月16日授業レポート   育成塾15期生 シミズ イクミ

 午前中の授業は戸田桂太撮影監督でした。リュミエールの世界で最初に上映された映像作品と吉田喜重監督の『煉獄エロイカ』という作品を鑑賞し、そこから画面構成がどのようになされているか教えていただきました。リュミエールは映像に奥行きを出すことに意識し、『煉獄エロイカ』の長谷川元吉撮影監督は天地左右のラインと画面の四隅に気を配って撮影されていました。今までに見たこともない映画のタイプで、とても面白く興味深い映画でした。
 午後の授業は林撮影監督の授業でした。カメラマンになるには段階があり、しっかりと助手の時に経験を積んでおかないと、カメラマンになっても続かないと強調されていました。基本を忠実に学び、また日々自分の感性を刺激するような体験をすることも大切だと教えていただきました。

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撮影助手育成塾便り.Vol.08

『 ポストプロダクションの仕事 :株式会社 IMAGICA』

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本日の撮影助手育成塾は「ポストプロダクションの仕事」です。五反田にある株式会社 IMAGICAにて講義をして頂きました。IMAGICAは高い技術で国内外の作品を手掛ける会社です。私たち撮影部が撮影した映像を最終的に映画へと仕上げて行く場所がポストプロダクションとなります。IMAGICAはフィルムの現像も行なっており、フィルムもデジタルも全ての仕上げ作業が出来るポストプロダクションであり、デジタル全盛の今では、大変貴重です。映画用フィルムの現像が出来る場所は世界的に見ても少なく、アジアでは日本のみとなります。映画用フィルムの現像はそれほど高い技術が必要なのです。
さて、ポストプロダクションとはどの様な場所か? 一言で言うと、作品を完成させる場所です。私たち撮影部が撮影した映像はそのまま映画になるわけではありません。編集、音声や音楽、効果音などの音入れ、そして映像の明るさや色の調整などを行い、やっと完成作品になります。撮影部にとって関係している部分では“カラコレ(カラーコレクション)”と呼ばれる作業が重要になってきます。撮影されたそのままの映像は、色や明るさが整っていないので、その部分を整えていくとても大切な作業です。撮影助手の時はあまり目にする作業ではありませんが、助手の時代から学ばなければならない事でもあります。日進月歩で、直ぐに新しい技術が開発されますが、それまでの技術も学んでおくと必ず生きてきます。今の時代は積極的に学んで行かなくてはその機会を逃す事になります。自分から学ぶ姿勢を持つと良いでしょう。

イマジカ
 

15期6月9日授業レポート   育成塾15期生 コンドウ ヒロシ

 今週はイマジカ社に伺ってポストプロダクションについてのレクチャーを受けた。授業を受ける前、ポストプロダクションと言えば、単純に撮影したフィルムやデータを現像するイメージしか無かったが、それ以外にも沢山の作業を行っている事を知った。
 特にカラーコレクション(グレーディング)の話は興味深かった。作品各シーンの全体的な色調整をする作業との事だが、監督やカメラマンの作品に対するイメージを汲み取って、観客の感心を惹きつける魅力的な映像を作り上げていく話は、とてもクリエイティブな仕事だと思った。
 カラーコレクションに関わらず、今回お会いしたイマジカ等の現像・編集部門の皆さんは、今後自分達が撮影の世界に入る事が出来れば、撮影現場でお会いするスタッフ以外では、一番お世話になる部門の方々だと思う。
 良い作品や映像を作りあげるという目標は、どの部門の人間問わず作品に関わるスタッフ皆が持っていると思うので、こういった部門の方々とも同じ作品に関わるもの同士、円滑な人間関係や信頼関係を築いていけたらと思う。

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撮影助手育成塾便り.Vol.07

『 レンズ・キャメラ機材の話 :株式会社 ナック イメージテクノロジー 』

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 本日の撮影助手育成塾は映画キャメラとレンズなど機材の話です。
撮影助手を目指す以上、撮影機材はなくてはならない道具です。一口にレンズ、キャメラと言っても私たちが使用するプロフェッショナル用から一般の人が使う事を前提にして作られたキャメラまで様々です。それに加えて、静止画のスチールカメラまで入れると種類は星の数ほどありますが、基本的に映像を記録するという意味では同じです。動画撮影用のキャメラも、静止画専用のカメラも本体とレンズが一体で使用される事は変わりませんし、機構も基本的に同じです。
ではプロが使う動画撮影用のハイエンドキャメラとレンズはどの様に違うのか。現在主流のデジタルキャメラでは明らかな違いが見られますが、フィルムキャメラに至っては同じ、と言うよりアマチュア用フィルムキャメラはないのです。以前は8ミリキャメラではアマチュア用キャメラが販売されていました。しかし16ミリ、35ミリキャメラではプロが使うキャメラをアマチュアの方も使う以外にありませんでした。何故でしょう?それは価格が高いからです。精密機械である35ミリフィルムキャメラはとても高価で、一般の人では購入するのがとても難しい機械です。そしてそのキャメラに取り付けるレンズも又高価なものとなります。私達プロが使用するレンズの中には数百万の値段をする物もあります。この様な機材を使用しながら私達は仕事をしています。取り扱う撮影助手の仕事は重要です。安全、安心、確実に取り扱う事を求められる撮影助手は映画の撮影において重要なパートと言えるでしょう。スタッフ全員に信頼される、そんな撮影助手になれるよう頑張ってください。

ナック イメージテクノロジー


1513.jpg6月 2日授業レポート   育成塾15期生 ヤマグチ ユウキ

 今回は、ナックイメージテクノロジー様にてレンズに関する話を聞かせていただきました。レンズ選びが撮影の中で非常に重要な部分を担っていることは知っていましたが、その作りから話を聞かせてもらうことで、レンズに対する理解をより深めることができました。細かい部分に関しては正直なところ覚えきれていないところもありますが、ボンヤリとしていたもののイメージがはっきりとしてきました。機材に対する理解を深めることで撮影の際に何かあったときにも落ち着いた対応につながると思います。
 また、今後機材レンタルという部分で、お世話になると思いますのでコミュニケーションをよりとって、信頼関係を作れるようにしていきたいと思います。

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