撮影助手育成塾便り.Vol.33

『 デジタル機材講習 』


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 デジタルによる撮影が大きく普及したのは映像がフィルム並みに良くなった事と、様々な部分で制作費を抑えることができるというのが大きな理由でしょう。その他に、数多く出されているキャメラの種類というのも理由の一つと言えます。例えば、劇場用映画などは大きなスクリーンで上映することを考えるとハイレベルな撮影が必要となり、その映像を撮影するには高性能のキャメラを必要とします。一方、テレビモニターなどでの上映に限定し、映画並みに高いレベルを必要としない場合はそれほど高機能のキャメラを必要としません。要するにデジタルでの撮影では、映写をする媒体を考えてキャメラを選べることができるのです。高機能のキャメラで、高い品質の映像を撮影しようとすると、キャメラ機材にかかる費用や映像データの処理にかかる費用も多くかかります。そこまでのスペックが要らない撮影では、必要な機能だけを搭載したキャメラ機材を使用して、費用を抑えた形で映像制作が出来ます。このように撮影内容に合わせた機材選択ができるのもデジタル撮影ならではと言えるでしょう。
 本日の撮影助手育成塾の授業は「デジタル機材講習」です。撮影の仕事をする以上、大きな作品製作だけを仕事とするわけにもいきません。撮影助手としてはどのようなキャメラでも取り扱いが出来るように、今回は高機能を必要としないタイプのキャメラ機材の講習と、合わせてこの手の機材を使用する時には撮影助手がデータの管理を任されることもあるので、実際に撮影をしてデータを取り出すまでも講習を受けました。
 フィルムのキャメラは35ミリフィルムか16ミリフィルムの違いと、キャメラ的にはレンズの良し悪しが映像に違いを出す程度ですが、デジタルではキャメラ本体の違いで映像に大きく違いが出ます。塾生たちはこれまでの授業でその違いなどを学び、ある程度の事は理解してくれたことでしょう。今後、仕事で多くのキャメラを使い撮影をしていくことになるのですが、キャメラの良し悪しで撮影部の本質的な仕事が変わる訳ではありません、どのような仕事でもプロとしての作業が出来るような、しっかりとした考えを持った撮影部になってほしいものです。


三和映材社


1201.jpg11月21日授業レポート   育成塾12期生 磯崎 秀介

 今回使ったデジタルの機材はフィルムのものと違い物理的なセッティングは少なく、ほとんどがキャメラのメニューから設定していくかたちなので見た目や音で異常を感じることができません。メニューの設定は確認しなくてはいけない項目が多く覚えないといけない言葉も多くあります。怖いところは自分が知らなかったり間違った設定でもキャメラは動いてしまうのでそのことに気づかずにそのまま撮影してしまう危険があるので注意して扱いたいと思います。
 メニューにはいろいろな機能が入っているのですが、キャメラによってやり方や名前も違うことがあるので、チャンスがあるときにたくさん触り、一つ一つ覚えていきたいと思います。
 後半にやったフォーカスの練習では、撮ったものをすぐに確認できて修正点もすぐにわかるのですが、それでもぴったり合わせるのは難しく何度も失敗しました。フォーカスを送る練習チャンスはなかなかないですが目感で距離感をつかむ練習はできるので、まずはできることからしっかりやっていこうと思います。


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